不倫

演歌の話です。
演歌はお年寄りの歌になっているのかもしれない。
若い人はカラオケでもあまり歌わない。

演歌のテーマのひとつが不倫とか、浮気とか、不倫と浮気の区別はよく分からないが不倫の方が言葉の響きが悲しい。
おば様が日常会話でははばかられるような文言をカラオケで堂々と歌う。

不倫は男の女の永遠のテーマなのかもしれない。
偶然夫婦になっただけのことで、もっと他のいい人と結婚出来たかも知れない、とは誰でも思う。
一夫一婦制のタガをはめられて、嫌な生活をしている人は多い。
まして現状が納得できないものであれば、いろいろと演歌の世界で夢見ることは自由だ。
誰にも咎められることはない。
歌によってひと時その切なさに身をゆだねることは自由だ。

道ならぬ許されない恋に身を焦がす歌。
かく言う私も不倫の歌が私の声質には合っているらしい。
つまり甘く響く声です。
現実に不倫したことは無いので本当のことは想像するしかありません。