オランダといえば風車を連想しますが、今どき風車で粉挽きしている訳はありません。
観光用に保存されているだけです。
私たちが行ったアムステルダム郊外のその観光地は、風車とチーズの製造と木靴の製造を実演しているところでした。
木靴は今でも農夫の方々が実際使用するということでした。
殆どはお土産用にきれいに着色された飾りもものの木靴だと思います。
オランダは土地の6割が海抜ゼロメートル以下だそうです。
実際に大きな湾を取り巻く大きな堤防の上をバスで走ったとき左手にみる海面よりも数メートル低い町並みを右手に見ることが出来ました。
今は丁度チューリップの咲いている時期です。
勿論オランダ中にチューリップが咲いているわけではありません。
実際街中でチューリップは殆ど見ませんでした。
郊外に大きなチューリップ園があり大量に栽培されています。
花は咲いた途端に摘まれてしまうそうです。
何時までもそのままにしていると球根に栄養が行かなくなりよい球根が出来ないからだそうです。
もうひとつ、「飾り窓の女」。
これは現存して営業しています。公認の娼婦です。
飾り窓の中に女性が座っています、お客さんとの交渉が済んだらカーテンが閉められ「営業中」の札を表に出すそうです。
実際に見に行ったりはしませんでしたが。
世界の建物を復元した、今で言うテーマパークでしょうか。
よく覚えておりませんが、風車だけは覚えております。
この写真を拝見して、「これ、これ」と思いました。当時は「ぜひ、オランダに行きたい」と思ったほど、風車に感激しました。
しかも立ち居振る舞いが自然の色と馴染んでいます。
何故か懐かしさを感じます。