思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

寝食を忘れること

2005年04月26日 | Weblog
最近カッと燃えることは無くなったなー。
と言うか感動する生活シーンが殆ど無くなった。元々少ない感性が更に鈍くなっているのだろう。

高校生の頃は暗い受験生活だったが、結構燃えることは多かった。
推理小説に凝っていたし、気に入った作家に出会うと次々に図書館に通って勉強はそっちのけだった。エラリークイーンのが好きだった。主人公が乗り移ったような気分の毎日だった。
洋画も好きで小遣いハタイテ見た。夜の帰り道の気分は、主人公そのものだった。
エッチな看板の映画もこっそり見に行った。
勉強を強いられての毎日から、唯一の現実からの逃避だったようにも思える。

最近は殺し屋の映画なんか性に合ってる。
心に傷を負った孤独なスナイパーが主人公、と言うやつだ。イイナー、イイナー。

30代にはモデルガンの製作に凝ったなー。
当時モデルガンの製作キットを次々に発売するホビーの会社があって作りまくった。
5000円前後のキットだったと思うが、製作組み立て過程が好きだった。完成すれば本物に近い作動が可能だった。サンドペーパーと金属ヤスリ、塗料、ニッパーなど道具も色々そろえた。
朝まで作業してたこともあった。多分30丁位作ったと思う。
女房は目の敵にしていたが。
今でもお気に入りの10丁ほどが残っている。時々磨きなおしたりしている。

学生時代はよく日記をつけてたナー。
授業ははなから嫌いになった。何と古めかしいことばかり後生大事に教えてるんだろうと思った。
今でも卒業しそこなった夢を見てうなされることがある。
日記は好きな作家の書体を真似て書き続けた。何を書いてたか忘れたが、青春の思いを綴っていたんだろう。これも朝まで書き続けたような記憶がある。
卒業と同時に処分した。恥曝しになるような気がして。

性格的には職人気質というのが合っている。
馬鹿みたいに同じことを繰り返しながら、技を磨いていく。その結果人間業とは思えない作品を生み出す。そういう生き方に共感を感じる。

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