今日はあたたかくよく晴れている。暑いくらいだ。たまたまヤフーの天気予報を見たら、東京の「現在の実教数(人)」は次のようになっていた。
晴れ:583人 91.8%
曇り:23人 3.6%
雨:27人 4.3%
雪:2人 0.3%
改めて都心の空を見上げたら山登りで言う高曇りと言えないことはないが、紫外線は十分にありそうだ。雲取山から小笠原諸島まで東京都だから雨はあるかもしれないが、雪はありえない。
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結論から先に言ってしまうとぼくは孤独死は悲劇でもなんでもないと思っている。自分にとっても、誰にとっても悲劇なんかではない。
まず現状を見ておこう。グラフにあるように単独世帯(1人世帯)が増加しており、今後もそういう見通しだ。非婚化、離婚の増加などで1人世帯が典型的な「家族のかたち」になってきているのだ。特に女性は平均寿命が長く、年上の男性と結婚する場合が多いから、必然的に老後は一人暮らしになる可 . . . 本文を読む
一人暮らしを始めてからもう6年になる。最初の1年はいろいろ買い揃えたり、張り切って自炊したりもしていたが、だんだん面倒になって寂しくもなってきた。そういう経過をたどって一人暮らしがシンプルな自分らしいものになっていく。ぼくにとって一人暮らしに必要なものを書き出してみよう。
○仕事…衣食住におカネがかかるから仕事が必要なのは当たり前だが、もし宝くじに当たって(買ってるわけではないが)おカネができて . . . 本文を読む
一ノ関辺りから急に吐き気を感じた。疲れが出たのだろうか、昼に食べたものがもたれている。SAで眠ろうとするが、ほとんど眠れない。耳鳴りがし、足元がふらつく。何よりこれからどうしようか考えがまとまらない。
やっとの思いで仙台南で降りてネットカフェに泊まる。精神的な緊張は電車と車では大きく違うことを思い知る。食事も酒も摂ることなく横になる。
それなり眠ることができ、4時半頃に出発する。吐き気はだいぶまし . . . 本文を読む
宮古には1時間半ほどで着いた。高速道を使ったから早かった。この先の旅程が長いのに海岸を走ると疲れないようにと思ったこともある。吉里吉里や浪板海岸も興味があったが、車は明日の11時までに返さないといけない。何より盛岡への山越えはアイスバーンが怖いから、明るいうちに済ませたい。昨日、釜石から遠野に向かう道で車をUターンさせようとした時、冬タイヤは見事に滑った。
駅の方から市役所に向かう道になつか . . . 本文を読む
気仙沼を出て、陸前高田、大船渡に向かう。ナビのソフトが古いらしく新しい道が表示されない。復興事業で高速道路ができ、無料で開放されている。ただ途切れ途切れにしか完成していない。
ナビに高田の松原という表示があるが、左右とも工事中だ。通り過ぎて、また高速に乗って走ると大船渡という出口表示がある。あれ?陸前高田はどうしたんだろう。ナビの行き先はちょっと先の大船渡にしていたが、当然通るものだと思って . . . 本文を読む
松島を出て石巻に向かうと次第に冷えてくる。肩が寒いし、暖房を強くすると眠くなってしまう。ふだんはアンダーシャツを着ないが、これで東北の旅を続けるのは無理がある。ヨークベニマルを見つけ、肌着をいろいろ買い込む。
石巻に近づくと東京の郊外でもよく見るような大型店舗が固まっている。駅前商店街から街の中心が移って来たということだ。明治時代に鉄道が整備された時も宿場町が衰微したことはあった。商店街でも大型店 . . . 本文を読む
26日まで3.11直後の記事を連投したのは、27日から3年半ぶりに再び被災地を訪れる企みがあったからだ。4時に起きて始発で家を出る。
まだ暗いうちに日暮里で常磐線に乗り換える。
いわきに着く。見知った店がそのままなのはうれしい。
前も入ったミスドで早めのお昼を済ませ、11時にレンタカーを借りる。早速高速で仙台に向かう。
いわきと小野町の間の差塩SAで休憩。ひさしぶりの運 . . . 本文を読む
ねこは哲学的だと言われる。人に媚びない、鋭い目をして虚空を見つめる、無為に過ごすことを恐れない、そういうところからだろうか。うちのねこは自分勝手だ。世の中には飼い主がさびしそうにしていたり、悲しそうにしていたりすると慰めに来てくれるねこもいるそうだが、一度としてそうしたことがない。にゃあにゃあ鳴いて甘えてくるのは腹がへったとか、ドアを開けてほしいとか用がある時だけだ。風呂上がりには決まって足を舐め . . . 本文を読む
2歳になるともう大した変化はないので、写真も少なくなる。ねこには入学式も卒業式も成人式もない。うちの子は引き取った時から不妊手術をしてあるから結婚式もない。
それどころか獣医に連れて行く時以外は外にも出ない。ぼくが窓を開けるとスピーカーの上に乗って並んで外を見る。からすが飛んだり、クルマが走ったりするのを目で追っている。
ぼくが席を外していると「何か?」って顔をして居座っている。
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一ノ関で平泉に行くのを待つ。この駅は何度も利用させてもらったので、ぶらぶらしてみる。
芭蕉が元禄2年(1689年)5月12日に一ノ関に泊まった。合羽も通るような雨で、翌日天気が回復した巳の刻に平泉に行き、また一ノ関に泊まってから南に向かったと書いてある。たぶん松島とともに平泉が念願の地で、それより先には行きたいところはなかったのだろう。
やはりここも閑散としている。ラーメンが食べた . . . 本文を読む
盛岡で東北本線に乗り換えて北上に行く。ネットカフェがあるみたいだからというのと平泉や気仙沼に行きやすいから。
満席で立ってる人もけっこういる。たぶんすぐに空いていくだろうと思ったは大間違いで、花巻までで空いてきたのがまた乗って来て、ほぼ満席。
ローカル線は本数が少ないのに混むことが多い。将来、東京の人口が減れば混雑が緩和されると言っている人がいるが、本数が減るだけだ。地方のことも経営というものも知 . . . 本文を読む
花巻から盛岡までは40分で着く。そのまま宮古に行きたいところだが、本数が少なく日帰りはむずかしい。宮古行き始発は11時04分というすごいダイヤだ。出発前からあれこれ考えたけれど、名案は浮かばなかった。
盛岡駅周辺に24時間営業のネットカフェはないから、、またホテルに泊まるしかない。丸1日近く時間が空いてしまった。
後から考えれば名所めぐりでもすればよかったのだが、疲れも溜まってきてそういう気に . . . 本文を読む
釜石を出ると周りは嘘のようにふだんの風景になる。嘘であれば、夢であればと人が言うのは現実と現実感がずれてしまうからだろうか。
花巻に近づくと雨が降り出した。
駅の案内所で安いビジネスホテルをと言って頼んだけど、値段は仙台と変わらない。
宮沢賢治の生まれた街らしいモチーフが歩道のガードレールにある。
見ていくのが楽しい。ここに泊まることにしたのも、イギリス海岸を始めとして花巻のあちら . . . 本文を読む
仙台駅で6時前の一ノ関行きを始発を待つ。二日酔いでちょっと頭が痛い。平泉まで行くつもりだったが、その後はお天気や気分次第といったところだった。小雨がパラついてた。
仙台はおしゃれな子が多くて、同じホームにリズリサっぽいスカートの子とマーズのピンクの豹柄のセットを着た子がいた。
松島のちょっと手前で線路に津波をかぶった跡を見つけた。一ノ関近くで気が変わって、今日は釜石に行くことにした。この旅程も検索 . . . 本文を読む