今年の初夏に野で採集、ホソナガ花壇に。
好みのうつくしい葉だったから。
タケニグサ(ケシ科タケニグサ属)かなと思ったら大きくならず、
そのまま忘れていた。
4か月後、気づくと見知らぬ花が咲いて、シロザと判明。
ぼんやりした遠い記憶にしかない子。
何度も何度も観てるけどなまえが分からなかった子。
ずっと待っていたんだよって、風がささやく。
(白藜)ヒユ科アカザ属。1年草。
ユーラシア原産、日本全土に分布。
花期、9~10月。
草丈、1.5mくらいに。
葉や種子は食用で薬草。
名の由来、藜(アカザ)は若芽が赤いことからで、
シロは若芽が白いことから。
しかし、アカザはシロザの変種とされていて、
ほとんど観られなくなっている。
アーカイブ。
7月初め。