銀河のサンマ

何でもあり

もみじ大根の間引きに忙しない朝

2020-11-06 | わたしごと

 

 

 

 

 

 

 

 

朝食をつくりながらベランダで間引いた、もみじ大根を収穫。

鶏で炊いた巾着の横に添える。

小さな間引きの収穫さえ嬉しく、私はときめいてしまう。

ときめきながらも、朝の時間は忙しない。

昼間が暑く、糠床の発酵が早い為、味見をしてアレコレ考える。

つくった朝食を御盆に並べ、食べ始める。

私の座る横には、既に洗濯用のハンガーを置いている。

食べ終わる頃に洗濯が終わるので、食後は洗濯を干すのだ。

食事中、ブナが炬燵から、のそっと出てくる。

重度の気象病のブナの頭は重そうだ。

ボーっとしていたのか、私の横に置いてあるハンガーを潜り歩いて行く。

ハンガーは胴に挟まり、ブナがハンガーごと歩いていく。

笑い吹きだした私は、慌てて追いかけるも、ブナは気づかずベランダへ直行。

おーぃ!ブナさんやーぃっ。

ベランダへ行くと胴に嵌ったハンガーは鍵尻尾で止まり不思議そうに眺めている。

ブナ、そのまま、こっちに来てみて。

漸く、事に気づいたブナは、私の側へ来て、ハンガーは鍵尻尾から落ちた。

急ぎ朝食を済ませ、私は普段着のブラウスに着替える。

ふんわり香りがする。

あれ?何だろう・・・考えては辺りを嗅ぐ。

そうそう、思いだした。

今着たブラウスは、干している時にいつの間にか、ローズマリーの上に落ちていたのである。

ローズマリーの強い香りはつかず、香りは柔らかく付きブラウスの着心地がよく感じる。

朝の忙しない時間、日々、こんなに嬉しかったり、吹きだすほど笑ったり、心地良かったりは無いだろうが、

たまのたまに忙しなさが楽しくなる日があるから、朝の忙しない時間は私には貴重である。

洗濯も干し終わり、溜まったブラウスのアイロンをかける。

アイロンがけが終わったブラウスの上を、ブナが寝ころんでいる。

かけたてのブラウスを子供がどうしようが私は気にならない。

洗いたて、アイロンかけたての布地は、気持ち良いものねーと自分も同じようなことをした記憶を重ねてしまう。

朝仕事を終えると御茶を一服いれ、ふぅと大きな息が吐く。

ベランダには、ブナが残したハンガーが落ちたままだが、未だ拾う気がしない(笑)

 

 

 

 

 

ブナが歩いて連れて行ったハンガー。

 

 

 

 

※朝食風景

 ・雑穀米 

 ・味噌汁

 ・人参と茄子の糠漬け

 ・巾着ともみじ大根の間引き

 ・梨

 ・チーズ

 間引きした、もみじ大根の歯ごたえが良いっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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