銀河のサンマ

何でもあり

冷気漂う

2018-04-07 | 詩っぽい(春)

 




チェーンソーの音が聞こえる

雉が山鳩が笹蟹が姿を消し湿地はドブになった

チェーンソーの音が聞こえる

切られた樹が朽ちるまで樹々は静かにみる

自分の順番が来るか否か関係なく樹々は樹を悼む

樹々の怒りは重い圧迫ある空気をだす

朽ちる姿に日は射すがこの空間は冷気漂う


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