夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

ある神社

2019年07月04日 18時58分09秒 | 日記
街歩きの途中、以前から気になっていた神社に行ってみた。境内に近着くにつれて言い知れぬ異世界の感じ!その建物の造作、駐車場の造作、色合い、が何ともおどろおどろしい。あの当時と変わらない!

あの当時!・・・私はそこで厄入り祈願をしてもらった。大凡35年前のことである。普通の神社と違って神域は山の上で鬱蒼とした林に囲まれて大きいが拝殿は小さい。そこで神職が祝詞を奏上して『・・・まがごとのおこらぬように・・・』それから巫女さんが舞を舞った。私の目の前で鈴を振りながら五色の細布を持って舞った。その時、段のところに何か【存在】を感じて冷水を浴びた気分になった。

由来を読んでみた。高名なお方が祀られていてその事績が書いてあった。しかし他に二柱、馴染みのない神名が書いてあったがそれについては何も言及されていなかった。昔、東京のある心理系統の療養施設でそこの院長から聞いた、単身上京、診察を受けにやってきた高校生、神社の娘の話を想い出したが、その神社だったと記憶する。


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