戦後レジーム・・・からの脱却 or の崩壊

　安倍総理は戦後レジームからの脱却と仰った。これに関してネット上にある様々な意見を読んでいるが実質は戦後レジームの『崩壊』ではないかな？と感じる。

　かつてアメリカは日本が戦争せざるを得ないような状況を作った。その状況に日本人は『黙っていれば彼らの植民地にされてしまう事は火を見るより明らか』と覚って実力行使に出た。一方彼らにしてみれば『日本を放置しておけばやがてアジアの植民地を失うかもしれないとの懸念』があったと思う。であれば今ここで日本を叩いておかないと将来に禍根を残す、と考えてもおかしくはない。

　何故そんな風に推論するか？と言えば聖書を読んでいるからである。『日本と欧米の衝突、欧米の衰退、日本の隆盛』が暗示されているからである。
そこでアメリカを動かしたモノは徹底的に日本を破壊し焦土化した。日本は更地にされたのである。尚かつ東京裁判で『日本に非あり』と全世界に向けて広言した。
さらに半島人を走狗にして日本人の徳性と治安を破壊し、日本の指導的階級をして『知識人の知識人、有識階級たる由縁は先の戦争が日本人の悪意によって起こされた、と反省広言することである』との刷り込みを行わせた。

・・・そうする事によって『日本人が二度と立ち上がれないように』骨抜きにすることを目論んだと思う。『アメリカや西欧諸国を動かしているモノ』は日本が地球上に存在しては己の生存に危惧を齎すからだ。その『モノ』とは創世記で『初めからのヘビ』と言われている。黙示録では『紅い龍』と呼ばれている。

　ところが目論見通りに行かなかった。朝鮮人は図に乗って日本国内で数々の悪事を働く一方で『日本占領』を企んで兵を半島の南に進めた。これを見た北の共産主義グループが一挙に南下、朝鮮戦争が起こった。この『神風』によって日本経済はたちまち息を吹き返し、経済大国への道筋が整った。その延長線上に日米貿易摩擦なるものが起った。その後、バブル崩壊かれこれの紆余曲折はありながらどういうわけか日本は発展し続けて今日に到っている。

　その状況で多分アメリカは『このまま韓国を放置してはならない、走狗に使った積りがリードを離れて勝手な振る舞いに及ぶ、役に立つどころか邪魔な存在』と考え始めたに違いない。要するに『見限った』。それが２０１５年１２月２８日に日韓慰安婦問題緊急合意の背景だと思う。７０年間見て居て日本を脅す為にけしかけた犬が駄犬の野良でしかなかったと気着いた。一方で何故か日本が転ばない、発展し続けることに理由の判らぬ恐怖を抱くに到ったのだろうと思う。・・・日本には何かの力が働いているのではなかろうか？・・・と。

　仮に聖書を『今迄その言う予告が当たって来たから今後も当るであろう』として捉えるならば、アメリカの『政治』は倒れる。しかし多分アメリカは倒れない、倒れずに徐々に日本色に染まって行く。アメリカ人と欧州人は徐々に日本人化し始める・・・彼らはその事に気が着かない、本来の自分たちに戻り始めたと思うだろう。その過程で混乱していた徳性が回復し社会秩序が正常に戻る。戻らないところもあろうがそれは地球上から除去される。黙示録を読んでいるとそう解釈される。