
関西の友人を淡墨桜に案内しました。昨日までは咲き残っていたらしいのに、今日の雨で散り尽くしてしまいました。散り際の薄墨色がめあてだったのですが、ちょっと遅すぎました。右となりの若木の方はまだ花をつけていましたが、雨で人影もまばらです。樹齢1500年、岐阜県でも福井県の県境に近い辺地のこの地に逃れてきた継体天皇お手植えの桜と言われています。宇野千代さんのお蔭で桜の知名度が高くなったことから、作家の遺品が展示されている資料館もあります。なお宇野さんの出身である岩国市の生家にもこの桜の若木が植えられているそうです。
貴方の誇りである錦帯橋のある岩国を忘れてはいけませんね。
愛・地球博に来られたらここにも寄ってみて下さい。葉桜でも人が来ます。宇野千代さんの個性的な眼鏡や夥しい鉛筆もケースの中に展示されています。
いつか私もここを訪ねてみたいものです。
いい写真を見せて頂きありがとうございました。薄墨桜って、名前が美しいですよね。
名前に惚れてしまいます。ではまた。