昨日は岐阜市立図書館・メディアコスモスでサンサンの会がありました。講師は岐阜大学准教授の末松先生。室町時代の絵巻物を見ながら当時の食糧事情を見るというもの。テーマは、「絵巻で楽しむ日本の食文化」-室町・江戸の飲食事情ー。16世紀の絵巻物として、「福富草紙」、「善教坊絵巻」、「法師物語絵巻」、「酒飯論絵巻」などを取り上げられました。面白いと思ったのは、「酒飯論絵巻」。今の時代とあまり変わらないからです。酒を最高と言う人と、御飯が最高という人と対比させてあります。どちらもほどほどにという人も。ご飯派の絵には、普通のごはん、粟飯、菜飯、おこわ、餅、黒飯、湯つけ飯、などなどありました。途中の休憩時間には、お手製の栗きんとんが提供されました。とても美味でした。添加物なしは貴重です。栗も自宅庭で採取されたもの。
帰りは元岐阜女子短大学長の杉山先生と放送大学友人と久しぶりに茶房に寄りました。先生は文科省が経費節減しているため、大学は統合されるし、学生の論文も激減した、中国の成果がめざましいと、嘆いておられました。当分日本からノーベル賞は出ないかもと。





「元岐阜女子短大学長の杉山先生と放送大学友人と久しぶりに・・・」↑
素晴らしいお仲間とのお付き合いも素敵に拝見させて頂きました。
酒派とご飯派の比較、面白いです。
私の実家はご飯派で粗食だったので
酒派でオカズの数や食材にウルサイ家に育った夫と結婚して途惑いました。
一汁三菜では飽き足らず、酒の肴にオカズを何種類でも欲しがるものですから。
残念です。
先生も90歳なのですが、とてもお元気で嬉しいです。
姿勢もよくてそのお歳とは思えないのです。
亡父の教え子でした。
Aっちゃんの岐阜の家に近いので、羨ましいです。
我家も父が飲まない人でしたので、同じです。
医師の伯父は飲む人でしたので、伯母も大変でした。
私も室町時代も同じとは驚きました。