東京の友人のTさんから孫娘さんの書かれた源氏物語図屏風を学問的に分析した論文が届けられました。大学院生の時「国華」という月刊誌に提出されたもの。国華は、明治22年岡倉天心などにより創刊。日本美術に関する月刊誌で、世界的に見ても最古。ロングセラーを続けています。記事がダブっていないことが素晴らしいです。創刊号から大英博物館は所持しています。5000円もするので、なかなか買えなくてせいぜい図書館で見る程度。以前は旧字体の「國華」。しかも華は変換できない文字です。
右隻第一二扇上部は、「夕霧」の一場面、第一、二、三面は、「空蝉」の一場面という調子で全部詳しく説明されています。すごいお孫さんと、感心してしまいました。Tさんは90歳を越えられていますが、少し前には、銀座の能楽堂で謡曲を披露され聞かせて頂きました。

お孫さんのことは、前からきいていたのですが、
こんな素晴らしい方とは知らなかったです。
彼女の娘さんのお子さんです。
私はただ分からずに見るだけです。
今回は源氏物語に関するものでしたので私向けに
コピーをお送りいただきました。
Tさんとお孫さんそれぞれに立派ですね。
唯々感心してしまいます。
またこの月刊誌を読まれるmatsubaraさまもなんて凄いのでしょう。