岐南町出身で愛知県在住、中京大客員教授の小塩卓哉氏がこのほど新岐阜県歌壇史現代編を出版されましたので、注文しました。岐阜新聞社発行。ページ数はなんと554。ずっしりと重いです。岐阜新聞に2016年から6年余連載されていたもの。岐阜新聞は名前を替えながらも100年以上の歴史があります。中日新聞より古いです。小塩氏は岐阜新聞歌壇の選者でもあります。
昭和50年ころ兵庫県で短歌を始めたころ、アララギに所属していました。全国の会員の中で、東京の次に多いのは、長野県。ここが最古と思っていたのですが、岐阜も昭和21年4月に岐阜県歌人クラブ紙の前身の岐阜歌人が発行されていて、他県と遜色はないと思いました。岐阜西濃・中濃東濃・飛騨に分けて詳しく歌人が解説してあります。
与謝野晶子から添削指導を受けた人もあったり、寺山修司や塚本邦雄の手紙を持っている人もあります。晶子からの添削料は3円。大正時代のことですから今の3000円くらいでしょうか。大正11年の「明星」に掲載されています。用紙は、罫線入りのもの、障子紙もあったようです。
驚いたことはGHQの検閲がこんなところにまで及んだことです。


与謝野晶子の添削
読書会で母親同士が交流していました。
お互いに家を行き来していました。
まだ、著者は小さい頃でした。
はい、GHQには驚きました。
素晴らしいご縁がおありだったのですね。
「GHQの検閲が・・・」↑ 驚きましたね。
同郷ですし、迷わず注文しました。
著者がすごい活躍されていて同郷人としてとても
嬉しいことです。
勉強を一生続ける見本の方です。
常々凄いなあと感心するmatsubaraさまです。