
昨日は、岐阜市にある特殊東海製紙の岐阜工場見学に行きました。友人のHさんが定年まで勤め上げた会社で、同窓会のメンバーと訪問。2011.9.28 の三島工場の続編です。三島の時と同じく、資料館長・技術顧問の杉本さんの説明がありました。彼は展示室のディスプレイや模型製作を担当。デザイナーの杉浦康平氏とチームを組んで技術開発もされていました。角川文庫の表紙もここで作られています。特殊な紙質の厚紙を苦労して開発しても、中国人などが写真を撮り、そっくり真似てニセモノを作り、安く販売するのにたまりかねて、特許申請をされました。紙で特許を取っているのはここだけとか・・・前回と同じようにおみやげを頂きました。最下段の特殊な厚紙とメモ帳です。名刺でもプリントしようかと思います。
スティーブ・ジョブ氏著書の見返しも制作

岐阜工場で特許がとられている厚紙

上の紙の左から二枚目ですが、岩のような表面にするため岩に似せてまず石膏が彫られます
杉本さんが半年かけて彫られたもの

杉浦康平氏の助言により作られた特殊な厚紙

杉浦康平氏はブータンにも出かけられ、切手のデザインもされました ブータンの手すき紙は日本の和紙に似ています

杉本さん制作による紙の製造工程模型

おみやげ

スティーブ・ジョブ氏著書の見返しも制作

岐阜工場で特許がとられている厚紙

上の紙の左から二枚目ですが、岩のような表面にするため岩に似せてまず石膏が彫られます
杉本さんが半年かけて彫られたもの

杉浦康平氏の助言により作られた特殊な厚紙

杉浦康平氏はブータンにも出かけられ、切手のデザインもされました ブータンの手すき紙は日本の和紙に似ています

杉本さん制作による紙の製造工程模型

おみやげ
私も南限が向上見ましたが紙でこんなものがと
思うことがあります
素敵なメモ帳を作ってください
なんか調子が悪かったことは事実ですが。
工場見学は久しくしていませんが、面白いですね。
紙にはいろいろあるものです。本の裏表紙などまで携わっているなんて想像もしませんでした。
この会社では中国のために特許までとらなくてはならなかったのですね。
ディスプレイをされるご友人の腕もお見事です。展示を盛り上げる大切なお仕事ですね。
パールの入っているものや、皮革のように
厚くて硬いものなどあります。
薄紙もありますし・・・
早速名刺を印刷して見ました。
申し訳ありません。
以前にもよくありまして心苦しいです。
村上春樹のある小説の表紙にはこだわりがあるみたいで
ここの紙でないと出来ないのだそうです。
中国は紙ばかりでなく、どんなものでもニセが横行
していて、それに開き直るので厄介だそうです。
昔スケッチ用の画用紙のフランス製のものがとても描きやすかったのですが
高くて困った話をしますと、今は日本で安く作れる
と言われました。
日本の技術革新はすごいです。
今はフランス製を買わなくてもいいそうです。