昨日は前夜の雨が降り残り、初冬らしい寒さでしたが、予定通り公民館短歌会を開催しました。10/29の第29回古今伝授の里短歌大会にペア部門で、郡上市文化協会賞に入選され、表彰式に出られた伏屋さんの報告がありました。お知り合いの旧県庁職員から花束も受けられ、思い出深い表彰式となったようです。(作品は10/21)
式の後で、選者の一人から伏屋地区の明治時代著名な歌人・伏屋寒梅について尋ねられ、いろいろ調べ報告されました。彼女の家の本家筋にあたる人でした。選者の名は小塩氏。中央歌壇で活躍中です。岐南町生まれですが今は愛知県にお住まいです。
昨日は、百人一首の平兼盛と壬生忠見の歌が、歌合せで競い合い、なかなか結論が出ず、天皇の何気ない身振りで、兼盛が勝利。これを不服として悩み続けた壬生は、食事も取れないまま亡くなってしまうという話をしました。まさに歌合せで命をかける時代でした。準備も一カ月かかり、植栽も装束も決められ、国をあげての行事でした。その背景など話しました。この話題については、13年前、放送大学の論文集「学生ふれあい論集」第1集にて発表しています。昨日は午後から放送大学の英語サークルもあり、多忙な一日でした。
今月の一首
澄みわたる空背景に稲穂ゆれ黄金一色秋輝けり Hさん



Hさんのお歌、素敵です。
秋晴れの清々しい風景が上手に表現されおりますね。
参考になりました。
どちらも日程が変えられませず、重なってしまいました。
Hさんは私より高齢で、日々努力を重ねておられます。
皆さんも規範とされたいと言われています。