つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 27

2007-12-20 | 短歌
 主婦はこの時期とても忙しいですが、いつものように短歌会を開催しました。今月の百人一首は、元良親王の

わびぬれば今はた同じ難波なる身をつくしてもあはむとぞ思ふ

を取り上げました。背景は不倫。それも天皇の后に恋するのですから大胆不敵と言うか・・・世間に知られ、噂が広まってしまったけど逢いたいという・・・この親王は美女がいるという噂を聞けば恋文を書く癖があり、後世にまで好色の貴公子と伝えられることになりました。

今月の歌
はるかなる南の島につながると思へばしばし海ながめをり   Hさん

愛知県の蒲郡で詠まれたもの。この近くの伊良湖岬に漂着した椰子の実を見て、島崎藤村は、「椰子の実」を作詞しました。この歌はそれを思い出させます。

写真は、岐阜市の柳ヶ瀬商店街。年末にしてはガラガラです。2006.12.14にupした柳ヶ瀬とは別の筋で、こちらはレンガ通りです。
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歳末見舞金 2

2007-12-19 | ボランティア
 今年も歳末見舞金、つまり共同募金のお金や品物を、生活保護世帯、準要保護世帯、1人暮らしの老人、身体障害手帳1級などの人たちに、民生委員が配布する季節となりました。漸く4日がかりで配り終えました。2~3度訪ねるのはざらです。困るのは、表札のない家、郵便受けのない家とか、電話のない家。4年目で家は覚えたのですが、変動があります。名刺を入れておき連絡を待つのですが、それでもだめで3度も行ったりして・・・
 怖いのは犬が庭に放し飼いしてあり、門柱にはベルもない家。人を拒む家です。毎年、路上から大声で来訪を告げます。
 役場から貰ったたくさんの名刺も底をつきました。(写真はエンジェルズ・トランペット)
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七里の渡し

2007-12-18 | 国内旅行
 夫の謡曲仲間のFさんが、奈良から来て下さいました。彼は街道の旅を続けられ、全国を踏破。この日もリュックを背負い、東海道七里の渡しの船旅をされて、岐阜まで来られました。普通のコースでは面白くないのでしょう。しかし、あの桑名の港から、この寒い中を2時間半もよくぞ船で・・・写真は、熱田神宮の有名なおみやげの「きよめもち」。こちらはお伊勢さんのあの餅のような不名誉な問題は起こしていません。奈良漬も頂きました。Fさん、ありがとう。
 丹念に長屋門の展示物も見ていただきました。お茶道の師範らしく正座で・・・

 なお、七里の渡しとは、東海道53次が定められた時、桑名宿と宮宿(名古屋市熱田区)は海路とされ、2~3時間の船旅でした。今も不定期ですが、運行されています。
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写真館の猫

2007-12-17 | 動物
 昨日紹介した可児写真館の飼猫です。よくこうして玄関で店番をしていて、まるで招き猫みたいと笑ってしまいます。動物がお好きな一家で、結婚され、独立した息子さんも猫を飼われているとか・・・子供の頃から猫がいたので・・・
 時には写真のモデルとなり、店主が撮影された子猫の時のショットは、本当にかわいいです。
 そういえば、ヘミングウェイも猫好きで、フロリダ州の記念館にも当時の何代か後の猫がいるとか・・・12/10にupしたY教授も猫を飼っておられます。
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可児写真館

2007-12-16 | わが家
 笠松町で最も古い可児写真館店主に、長屋門展示の一部を撮影してもらいました。私の様に簡単なデジカメでフラッシュ焚きとは違い、三脚を立て、絞り、タイムを長くして撮られました。
 カタログの写真もそうすればよかったのですが、なかなか・・・今回は、ついでがあったので・・・
 可児さんは、2006.4.2にupした「岐阜の風景」の笠松のページは全部撮影しておられるカメラマン。プロの撮影を見ることはいい刺激になります。
 彼のお祖父さまは、新しいことが大好きで、大阪に出て写真の修業をされたそうです。
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富有柿

2007-12-14 | 岐阜県
 今年の我家の富有柿の収穫はたった6個。ここ数年、夫が多忙で防虫をしていないため不作です。以前は100個くらいは生り、あちこち送っていたのに・・・甘味があると好評で、待って下さる人もあったのに残念です。
 樹齢は、90年くらいだと思います。年々虫が強くなり、一回の消毒だけでは効かず、夏に3回しなければなりません。雨天はだめで、土日の晴天は夫も忙しく、薬剤散布の時がないわけです。言い訳がましいのですが・・・
 岐阜の富有柿(ふゆうがき)はよく知られていて、11月から12月にかけて全国に発送されます。
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豆柿

2007-12-13 | 植物
 我家の豆柿もそろそろ終わりです。終わりと言うのは、美味しくなり鳥が実を食べ尽くすということです。そうなる前に切って花瓶に挿します。外観で味は全然分かりませんが、鳥たちは食べる時期を知っています。
 この豆柿は、亡父が友人から頂いたもので、20年は経っていると思います。あまり店では見られません。花も普通の柿の花と同じ形ですが、とても小さくて目に入らない程です。カキノキ科。
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奈良だより 2

2007-12-12 | 国内旅行
 奈良の前田様から今年の「大和・曾爾高原」の写真も届きました。昨年は12/26にupしていますが、今年はまだ高原に薄が残っています。昨年も行かれたようで、目的は「お亀の湯」とか・・・天然掛け流しの露天風呂から眺める曽爾高原の紅葉が素晴らしかったそうです。
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三茱萸

2007-12-11 | ガーデニング
 春に黄色い花が咲く三茱萸(サンシュユ)は、秋には赤い実が見られます。私の家の木は、40年くらいは経っていますが、日当たりが悪いせいか実は不作です。これは奈良の前田様から送られたもの。ご自宅のお庭で。近来にないほどたくさん実をつけたそうです。中国・朝鮮半島原産。中国では「茱萸」は、ぐみのことらしく、図鑑によればこの実も食べられるそうです。
 しかし、同じ町のN先生のメールによれば、固くて食べられそうにないとか・・・その後、又メールがあり、口に入れるとすっぱかったそうです。(追記)
 前田様、N先生、いつもありがとうございます。
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俳句と俳画の世界

2007-12-10 | 学校
 放送大学で、岐阜女子短大のY教授による、ー心の原風景ー「俳句と俳画の世界」の講義を聞きました。先生の専門は英文学ですが、俳人でもあります。俳句の英訳もされます。私はこれまで短歌に偏っていましたので、一度俳句のお話を聞いてみたかったのです。二日間とても充実した内容で、名句の解釈、俳句の批評、俳画の変遷、俳句の英訳、作り方までゆき、最後は受講生全員俳句を作りました。写真のスライドは、先生の自画賛。

秋の暮峰を越えゆく鳥一羽

 先生の専門はヘミングウェイの研究で、フロリダ州の生家を訪ねられた写真も公開。留学もされています。これらはすべて先生のHP(HAIKU&HAIGA)に収められています。盛りたくさんの項目の充実したHPに驚きました。HPには、英語の短編小説も発表されています。
 短歌と俳句を比較しながら視聴し、今更ながら両方の世界で活躍した正岡子規の偉大さを感じました。
 下は初めて作った私の俳句。先生から直されず、まずまずの批評を頂きました。

笠松港石だたみにも初しぐれ
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