公民館短歌会 41

　このところ急に春めいて、短歌会へ行くのにも軽装になりました。インフルエンザに罹っていた人も完治しましたし、今月は新しいメンバーを迎えたスタートとなりました。
今日の一首。

春の宵くつきり浮かぶ大き月つきの国へと吸ひこまれさう　　　Sさん

　こういう作品は、アポロが月に着陸した以後は作りにくくなっています。時代が急激に変わると、月の歌も昔のような感覚では難しいのに、うまく詠まれたと思います。月を詠むこと自体、古今から名歌が多いのでむつかしいのです。(写真は最近買い求めた我家の白い沈丁花、ピンクの沈丁花は、昨年3/16にup)

ペットはいないけど 6

　これまでに5回ほどup(2005.4.25, 2005.5.23, 2005.8.10, 2007.2.16, 2007.2.23)して来ましたが、NHKBSペット相談という番組が、昨日800回をもって終了しました。右に坐っておられるのが講師の武部先生。岐阜大学出身で学部は違いますが、私と同学年でした。ワンゲル仲間でいろいろ出かけた楽しい思い出があります。横浜で獣医科医院を開業する獣医学博士。日野原重明先生の甥ごさんでもあります。
　左が司会の大桃美代子さんで、中央がゲストの香西かおりさん。ゲストにはこれまで著名な人も多く出演し、先生はオフレコで話す楽しみもあったようです。
　1962.6.1 大学開校記念日のお休みを利用して、ワンゲル部から尾瀬沼に行った時のこと。ユニフォームにイニシアルの"G"を刺繍してあるのを見た他大学の人は、「学習院?」　「いいえ岐阜」と答えると、「岐阜にはもっといいところがあるのに・・・」と言われてしまいました。

以下は武部氏のメールです。
　「武部です。ご無沙汰致しております。その後、お変わりございませんでしょうか。長い間、時々覗いて戴きました、ＮＨＫ－ＢＳ２の「ペット相談」が3月で終わることになりました。こんな番組が5年半も続きましたのも皆様に覗いて戴いたお陰です。有難うございました。１００人以上のゲストとそのペットに会うことができ、素晴らしい経験をさせていただきました。感謝です。
　3月18日（水）の放送が最後になり、先日その最後の収録を撮らせて戴きました。時間があれば、また覗いてみてください。感謝と報告まで。」

追記;昨日記事upの予告のメールをしたら、今夜(18日)も生放送で出る、という返信。23:15 NHKBS7に出演され、海外のドッグショーの放映のあと、動物愛護の観点から批判されていました。欧米では動物愛護を訴える割にはひどいことをしていることに驚きました。ブルドッグの姿を人間の理想の形に遺伝的に追求し、その結果、自然出産も出来ない犬にしているのです。犬は、本来安産なのに・・・

ピザ

　ピザは、日ごろあまり頂かないのですが、これは昨年食した「トレンタ」のもの。遠縁の人がイタリアで少し修行して、10年前開いたイタリアンレストランだったのですが、昨年末赤字のためやむなく閉店。この業界の競争も激しいようです。
　イタリア旅行で知ったのですが、ガイドさん曰く、日本で言う「ピザ」はイタリアでは通じなくて、正しい発音は、「ピッツァ」。
　先日まあまあ名の知れたコーヒーショップでピザを注文。ここよりトレンタが何倍も美味しかったのに・・・

奈良だより 22

　お馴染みの奈良の前田様からの花だよりです。以下はコメント。

「昨日は午前中に春雷を聞きました。午後には雨も上がって晴れ間も出たのですが、今朝は金剛・葛城山が薄っすらと雪化粧をしていました。それでも春を告げる花は次々と咲き競っています。アカシアミモザ(写真下)は枝が伸び過ぎて木が倒れそうです。白木蓮(写真上)も雨が降るか、風が吹くまでの命ですが咲き誇っています。」
　　　　　　　　　　　　　　　

セントポーリア

　セントポーリアを30年くらい前大切に育てていたのですが、過保護で枯らしてしまいました。マニアル通り、カーテン越しの鈍い光をあて、水でなくてぬるま湯をかけたりして・・・葉を挿して一時は殖やしたりもしたのですが・・・この写真は、昨年ローマのホテルで撮ったもの。
　セントポーリアは、1892年にタンザニアで原種を発見した、ドイツの男爵「セントポール・イレール」さんにちなんだ名前。アフリカのタンザニアの山の岩陰で自生していたことから、日光が直接当たらない暗いところでも育って花をつける性質があり、蛍光灯の光だけでも育つようです。花はほぼ１年中咲いています。日本には明治末期に渡来。葉は肉厚で卵形。株元から四方に伸びます。別名、アフリカ菫。イワタバコ科。

何でしょう?

　一見石ですが、何だと思われますか。この色の他にはベージュや茶色もあり、大きさもばらばらで、色と言い、艶と言い、まるで小石でした。実は昨年イタリアで買ったお菓子。干したプラムが芯になっていて、砂糖でくるんで、周りは着色してあります。友達を驚かせたいときにいいプレゼントかもしれませんね。

国連ツアー

　友人が国連ツアーから帰国しました。彼女はWFWPの一員として、「国連女性(婦人)の地位委員会」(CSW)に出席するため、3/1からにNYに行きました。この委員会は、1946年国連経済社会理事会の機能委員会のひとつとして設置。女性の地位委員会は、政治・市民・社会・教育分野における女性の地位向上に関し、経社理に勧告・報告・提案を行うことになっていて・・・・・・と説明が続き、年次会合の委員会が国連本部で毎年2、3月頃開催。45ヵ国の委員国の中で、日本はアジア地域の委員国です。

　この委員会と並行して開催されているWFWPインターナショナル主催のイベントにも出席。ゲストスピカーは、大阪出身の国連広報担当事務次長・赤阪清隆氏。学習会「オバマ大統領と世界の動き」にも出られました。
　国連会議に出るには左上の写真のような名札が必要です。これを取得するのに4時間も並ばれたそうです。下の写真は、国連みやげのチョコレート。美味しかったです。
　　　　　　　　　　　　　　

大松美術館

　岐阜プラスチック工業株式会社の創業者である、故大松幸栄が蒐集した近代日本画と茶道具を中心に展示する美術館です。故人は生前、多忙極まる業務のかたわらこれらのコレクションを鑑賞することを無上の喜びとし、心のやすらぎとしてきましたが、同時に蒐集した美術品を広く一般に公開し、少しでも多くの方々とその喜びを共有したいと願っていました。
　その故人の遺志にしたがって、未亡人大松節子を初代館長として設立されました。小さな美術館ですが、社会的に貢献できる様な美術館活動を目指し、リスのプラスチックグループが共同で運営しております。
　尚、当館に隣接して耕雲庵、松翠庵の茶席が併設されています。(当館HPより)

　この美術館は当岐南町にあり、多くの優れた美術品が収蔵されていす。東京にいたとき、ある美術館の展示物(前田青邨)に大松美術館蔵と書いてあったことを思い出し、館長の節子夫人に聞くと、「あの作品はあれからパリに行きました、しかし、もう貸し出しはしません」ということでした。昨年の選挙のとき以来顔見知りとなり、お話することもあります。選挙にも応援していただきました。
　ところが残念なことに、3/29で閉館されることになってしまいました。只今最後の企画展、近代日本画展・茶道具名品展が開かれ、川合玉堂など展示されています。

奈良だより 21

　昨日につづく奈良だよりです。奈良の珍しい神事の写真が前田様から送られてきました。以下はコメント。

　「稲渕から飛鳥川を上流の栢森まで足を伸ばしてみました。毎年1月15日に栢森と稲渕の両大字で行われる「綱掛神事」が伝わっています。子孫繁栄と五穀豊穣を祈り併せて悪疫などの侵入を押しとめるためと言われ、いずれも明日香川の上に掛け渡されます。下流の稲渕では神事は神式で行われ、「男綱」を掛け渡します。
　一方上流の栢森では神事は仏式で行われ、「陰物」形どった「女綱」を掛け渡します。今日行って見ると、栢森の「女綱」はシンボルの「陰物」は綱から落ちて傍らに置いてありました。稲渕の少し上流に明日香川に架かる「石橋」があり、万葉集にも詠まれていますが、整備されていて余り風情がありません。
　明日香川明日も渡らむ石橋の遠き心は思ほえぬかも　　巻第十一2710番」


　　　　　　　　　　

奈良だより 20

　奈良の前田様からの奈良だよりです。我家の土筆は昨年は3/28にup。今年は暖冬で何もかも早いです。クリスマスローズは、昨年4/13にupしています。地植えでしたので、地面に屈んで写真を撮りました。鉢植えにしないとうまく撮れませんね。我家の君子蘭は昨年5/3にup。今はまだ蕾です。下はコメント。

　「昨年の秋に油断していて霜に見舞われ、今年はダメかと思っていた君子蘭が何とか咲いてくれました。(写真下)　クリスマスローズが例年になく沢山の花をつけました。(写真中)　今日は久し振りに散歩に出て、土筆を見つけて摘んで帰り、今夜の夕食に初物を頂きました。(写真左上)　つく土筆つみいためつつ飛鳥野にますおおぼとけ見にきつるかも　　　不空」