つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

女峰いちご

2009-03-09 | わが家
 甥から果物のつつみが届きました。女峰いちごとデコポンです。この巨大苺(直径5cm)は、1985年、栃木県で、はるのかいちご、ダナーいちご、麗紅いちごを交配、育成されたもの。日光、女峰山の麓で育成されたのでこの名がついたとか・・・
 デコポンは、清見オレンジとぽんかんが交配されたもの。この大きさでも、皮が指で簡単にむけることと、中の袋ごと食べられます。甘党で果物好きばかりの我家には有難いプレゼントでした。どうもありがとう。
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63年前の巡幸

2009-03-08 | 岐阜県
 63年前、昭和天皇が視察、宿泊された岐工記念館が隣の笠松町にあります。その建物に関する講演がありました。1946.10.25に昭和天皇ご一行は、全国巡幸のおり、岐阜工業試験場を視察。写真下右の建物ですが、今は県立工業高校の敷地内に保存されています。上の写真が講演会場のホールで、ご一行はこの部屋に泊られました。金屏風で仕切って・・・時節柄ホテルどころではなく、「ホールに赤いフェルトを敷いて、緞通を敷き、肘掛け椅子の背後に金屏風を立て、御寝台を隅に置いて、隣室は侍従の控室と寝室として、献上品も陳列した」という記録が残っています。当地名産のお菓子とパラソルが献上。お菓子を作るため、特別に岐阜県から砂糖を支給されたとか・・・砂糖が貴重品の時代でした。
 なお、この記念館は明治43年建築の洋風建物。下見板張りの外壁で、札幌の時計台と同じ工法です。窓は上下にスライドさせて開閉。天井は格天井。使用済みの建物は概ね取り壊されますが、この一棟だけは免れました。一連の工業試験場は撤去されましたが・・・また、この記念館は、今年、経済産業省・有形文化財に登録されました。
  
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二文字屋

2009-03-07 | 岐阜県
 友人に誘われ、中山道加納宿(岐阜市加納)の「二文字屋」に行きました。創業は元和6年(1620年)。加納宿は、日本橋から草津までの中山道69次の54番目の宿場町。中山道は、川越えが少なく女性道中にふさわしく、姫街道とも言われています。(加納宿のお菓子は1/28にup)
 上の写真は、店の向かい側にある道標。「ひだり京」の文字が読めます。下左の写真は、店の門灯。下右の写真は全景。うなぎの絵の看板が面白いですが、懐石料理もあります。当然うなぎを注文。蒲焼のタレは、震災、戦災の中でも守りぬいたとか・・・老舗の味でした。なお、初代はここに379年前、旅籠(御飛脚使宿)を開き、お茶料理を出していました。現在は12代目。
 
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中華菓子

2009-03-06 | わが家
 横浜の歌友、佐山さんから中華菓子が送られて来ました。左の写真の中で、右上の胡桃月餅だけは日本でもなじみがありますが、他は珍しいものばかり。中国に行ったのはもう17年も前ですから、懐かしく頂きました。一つ一つがボリュームがあり、しかも油の風味。中国の中秋節(旧暦8/15)に、枝豆や月餅を供えるならわしがあるそうです。蓮の花びらの形に切った瓜も供えるとか・・・
 下の写真は、桃饅頭。(お皿は2/21にupした春慶塗)中身は白っぽい餡で、ラベルには蓮の実あん、と書かれています。初めて味わいました。桃は、中国では陶磁器の模様にもよく見られ、縁起のよい果物とされています。
 彼女のご主人様は、静坐法(1/24にup)を継承されています。
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星晶

2009-03-05 | 短歌
 旧知の矢内さんの歌集「星晶」です。高校生のときから短歌を続けられていて、歌歴は45年。20年のブランクがあったようですが・・・兵庫県在住。表紙は雲母の風合いです。リンクしているokoさまのブログに少し前の歌集の紹介がありましたので、私もupしました。以前に頂いていましたが、心に残る歌を思い出して・・・歌集名は次の歌から。

散りたまる金木犀の花びらは匂ひうすれて秋の星晶

お父上さまの歌に共感を覚えました。

病院の固きベッドにわが父のかくも寂けきいのちの終り

亡き父が餌付けをしたる小鳥等か軒先に来て今日も囀る
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宝厳寺・仁和寺・東寺

2009-03-04 | 国内旅行
 写真上は宝厳寺。大徳寺の塔頭のひとつで、渡月橋近くにあります。今年本堂が再建されたところで、これから披露されます。落慶法要の前に拝観。襖絵は、田村能里子画伯。この寺の庭は獅子吼の庭と言われています。

 御室仁和寺の金堂(写真下左)は皇族が紫宸殿を下賜したため、宮殿のような造りになっています。扉は蔀戸(しとみど)。内部には阿弥陀如来が鎮座し、壁には彩色画が施されています。方形造りの経堂も拝観。700位に分類されたお経は抽斗に収められ、全体が8角形の柱状になっていて回るようになっています。この構造は経堂内部の基本的な形ですが、700余りのナンバーをうつのに千字文を使用してあるのはアイディアだと思いました。1つの文字で表すことが出来ます。

 写真下右は、東寺五重塔。寒桜を入れて撮影しました。今回は塔の内部も拝観。日本一の高さの五重塔の建築技術の素晴らしさを、垣間見た気がしました。過去4度雷などで焼失していますが、地震の被害はありません。揺れを吸収する工法で建てられているからです。内部は昨日同様撮影禁止でした。
  
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妙心寺

2009-03-03 | 国内旅行
 翌日は京都冬の旅です。妙心寺、東寺、宝厳院、仁和寺などの普段非公開の文化財が、この時期は公開されます。上の写真は妙心寺境内。この場所は時代劇の撮影によく使われるそうです。下左の写真は、塔頭のひとつの法堂。塔頭は、46棟あります。臨済宗妙心寺派の総本山で当時の様式を保ち一列に伽藍が並びます。見学出来たのは写真下右の朱塗りの三門の内部。急な階段を上り天井画や仏像を拝観。年一日しか公開されていないため400年も鮮やかな色を保っています。日本で三番目に古い三門。
  
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若い二人 2

2009-03-02 | わが家
 1/8にupした甥の結婚式に出るため蹴上のホテルに行きました。ここは、甥の母親つまり妹も30数年前挙式したところ。前は都ホテルでしたがオーナーが変わり、名前もウェスティングがつきます。前回は3人の幼子を連れての列席でしたから慌しく往復したのですが、今回は少し早く出て、ホテル敷地内の茶室(写真左上)も見学。7階から外に出るとそこは小山になっていて茶室、和室、庭園、チャペルなどが見られ、山には野鳥も囀っています。
 式は予定通り粛々とすすみ、期待通りイタリア語でソプラノの独唱もありました。さすがプロと、皆さんため息をついていました。


     
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