分かってやれなくて・・・
先日、月忌参りで姉さんのお家に参らせていただきました。
「しかし、住職は本当に車好きなんやね~!も~、毎日洗車しよるんやろ!」って姉さん。
「いや~、毎日ではないんですが汚れてしまうと耐えられないんです。どうせ乗るならきれいな方がいいでしょ?
それに唯一できる運動みたいなもんなんで・・・喜んでしています。」
「汚れとるいうてもきれいなもんよ!うちの車を横に止めるとどれだけ汚れとるか、うち、住職の車の横に止めるの嫌なんよ!」
「良い車なのに勿体ないですよ・・・」
姉さんにあおられ、笑って帰ってきました。
車好きだし、洗車も大好きです。
でも、表面ばかり気にして細かい所までは見てやれてないのです。
いつ頃からだったろうか、ニコニコさんの給油口の扉のヒンジの部分が少し間隔が開き、盛り上がっているのです。
おかしいな~何でだろう・・・って思っていたものの、まっいいか・・・
先日、GSで「給油口の扉が落ちてしまいますよ」って言われ、ビックリして見てみると本来動くはずのヒンジの部分が錆ついてしまったのか動かなくなり溶接されていた部分が動いていたのです。
開け閉めしている部分には錆も出ておりこのままでは切れてしまうのも時間の問題の状態でした。
急ぎ友だちに連絡を取り新しい扉を発注してもらいました。
発注ってまだ乗るんかって言われそうですが・・・
その部分を擦りながら分かってやれない力の無さを嘆いたことです。
ヒンジの部分の盛り上がりは限界之叫びだったのでしょうね。
身を切られそうな痛みの中に一生懸命支えてくれるのです。
痛かったろう、可哀そうに・・・申し訳ない。
車好きが聞いて呆れてしまいます。
何も分かってやることができません・・・
分からん私を一生懸命支えてくれる・・・
どこもかもガタガタ・・・
労わりながら、これからも・・・ネ、ニコニコさん!
もうちょっと辛抱してね、この扉の部分色を変えて帰ってきます。