月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

肩凝治療

2011年06月13日 21時05分01秒 | 仏々相念(住職日記)

もう、歳取った言うことよ・・・

 

昨晩からの右首からの痛みが酷くなり立つだけで激痛が走り、腕が上がらなくなってしまいました。

これはいけんやろ・・・ってことで中学時代からの親友がしている接骨医院に行ってきました。

「ちゃんと病院で診てもらったら・・・」って坊守に言われるのですが長く待つのも嫌で・・・

思い付くのは行き易いその接骨医院でした。

 

「お~、どうした?腰か?」

「いやいや首首、どうにかしてくれ!痛うてたまらん・・・」

「わははは・・・」

 

触診から始めます。

「ここはどう?」「痛い痛い・・・」「ここは?」「ん~、痛い痛い!」

「歳よ、歳!歳取ったの~」

「そりゃ、お互いさまよ!で、どうなん?何なん?」

「肩凝りの酷くなったやつやろ・・・」

「リンパ腺とかどうなん?」

「腫れてないけん大丈夫やろ!」

 

ってことで電気治療から始めます。

その後、揉み解してくれるのですが・・・痛いやら気持ちいいやら・・・

「痛いね~、痛いね~・・・」って言いながら揉んでくれるのですが、その言葉がいいのです。

中学時代から全然変わらない優しさを持ている男で、治療しながらも人柄みたいなモノも出るのかな~って思いながら激痛に耐えていました。

やっぱり、治療してもらうと後が楽になります。

大分、腕も上がるようになりました。

 

私は出不精なので此処すら御無沙汰になっていました。

来れば腰も楽になることは分かっているのですが、それよりも家にいる方が良くて・・・

「我慢しすぎよ!酷くならんうちに出てこいよ!」

 

この男と中一の時、同じクラスで前後ろでした。

コイツに誘われて結果的に高3までするスポーツを始めました。

コイツに遇わなかったらこんなスポーツ絶対せんかったわって未だに思います。

中高とず~っと部活しましたが、未だに付き合いがあるのはコイツともう一人中学時代の主将していた男だけです。

そんなこと言っても一年に一度会うか会わないかって状態ですけど・・・

でもやっぱり心はあの頃のままで・・・

 

「痛いね、痛いね~」って揉みながら言ってくれる言葉の中に、

「お互い歳取ってきたけどがんばれよ!」って思いをいただいたことです。

 

帰り際、「もう一遍、皆でやるか?」

「おいおい、堪えてくれよ・・・このボロボロの身体でどうやってやるんぞ!」

って大笑いしてきました。

 

暫く通わないといけないかもしれません・・・


サウンドトラックのはなし

2011年06月13日 16時25分00秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
最近、音楽を聴きながら朝のウォーキングをしています。

というのも、娘からiPodのおさがりをもらったからなのですが…

音楽を聴きながら歩くと、リズミカルに歩けますし、元気がでるような気がします。
(もちろん、危ないのでイヤホンは片方だけつけて聴いています)

iPodには、わたしの好きなアーティスト(SMAPさん、佐野元春さん、浜田省吾さん)の曲がたくさん入っていますし、娘が入れていたNEWSさんやテゴマスさん、YUIさんの曲もまだ入ったままです。

それを《シャッフルモード》で聴いていますので、
次々と、いろんな曲が聴けるのです。

音楽っていいものですね。

その曲を聴くと、「あぁ、あの時…」と、シチュエーションや家族の会話まで思い出せたりします。

わたしは車の中で音楽を聴くことが多かったので、
「あの川沿いの道…」とか、「里帰りするときのあのあたり」
と、景色が思い浮かぶこともあります。

励まされた曲、悲しみに涙しながら聴いた曲、家族で大合唱した曲、懐かしい曲…様々な感情までも思い起こします。

車中以外でこうして音楽を聴くようになって、あらためて音楽っていいな…と思えるようになりました。

わたしの好きなミュージシャンが、コンサートのMCで
「君たちの人生というドラマのサウンドトラックの2~3曲にいれてくれてありがとう」
と言っていました。

日々の暮らしといっても、そこには愛があり、よろこびがあり、楽しいことがあり、また、悲しみもあり、苦しみもある…
そんな暮らしのワンシーンを音楽は印象づけてくれるのでしょうね。

さて、今日のわたしのサウンドトラックはどんな曲でしょう。