立派な・・・
久しぶりにお会いした御門徒のお孫さん。
お孫さんと言っても私とあまり歳が違わないお方です。
その方のお婆ちゃんに私も可愛がっていただいたものですから・・・
孫同士みたいな感覚なのでしょうか。
お斎をいただいていると挨拶をしに来てくださいました。
「立派な住職さんになられて・・・」恥かしくなるようなお褒めの言葉をいただいたことです。
「外面だけですから・・・」
立派な衣体を身に着けさせていただくものですから立派に見えるのでしょうね。
なんら変わっていない私の腹の中・・・
いやいや、腹黒さが増し違った意味での貫禄が出ているのでしょうか・・・
悪役スターのように作り笑顔が堂に入ってきたのでしょうか・・・
恥かしくなります。
正直な娘は釘を打ち込みます!
「真面目な顔で写真撮っても変顔だよ!」って・・・
すべてを知り尽くす家族は外面飾る住職が可笑しくてたまらないんでしょうね。
ごめん・・・生きるために。