残念動揺

「残念！」・・・

 

献血ルーム指定の駐車場が何件かあるのですが、いつも止めるところは同じところ。

商店街のすぐ近くにある為に利用しやすい駐車場なのです。

 

駐車場の精算機でチケットを入れます。

精算が済むとすぐにスピーカーから声がするのです、「残念！」

始めの何回かは訳が分からず周りを見渡しては「誰や、しょうもないことするのは・・・！そんなにオレの顔が残念か！」って腹を立てていました。

 

実はこの精算機、くじ付きなのだそうです。

辺りに貼られている写真があり「〇〇千円当たり！」っていう文字と一緒ににこやかに立っておられる方々。

「はは～ん、このくじにハズレて残念！だったんか～」って最近気付いたのです。

 

そうと分かればチケット入れる手にも力が入ります！

「今日は、当たりがでるぞ！」

「残念！」

切り捨てるような「残念！」のイントネーション。

優しい坊守はフォローして下さいます、「あんな言い方しなくてもいいのにね！あ～、ざんね～ん！とか言ってくれたらいいのにね～」

 

気合を入れていたのに見事にスカされ動揺していたのでしょうね・・・

目の前に車があるのに、逆の方向にあるエレベーターに向かう私。

「こっちですよ！」の坊守に我に帰る。

 

「どんだけ気合いれとんや」って坊守と大笑い。

恐るべし欲望・・・

身体管理

酷いな～・・・

 

用事ができ松山まで坊守と行ってきました。

「じゃ、ついでに献血しようかな～」ってことで献血ルームに・・・

 

淡い考えを持ちながら行くのです。

「クイック・マッサージしてないかな～」って・・・

献血ルームではいろんな催しが行われています。

曜日で違うのですが、占いであったりマッサージであったり・・・

流石に占いは用事がないのですが、首から肩にかけての痛みがあるためにして欲しかったのです。

玄関の看板に出ていました、「毎週水曜日、クイック・マッサージ」

思わずガッツポーズ！

急いで献血の受付を済まして二階へ上がります。

マッサージを一人待っておられもうすぐ私の番と言うところで献血の準備が出来たと呼び出しされます、

「すいません、もう直ぐにマッサージしていただけるのですが少し待っていただけないでしょうか？」って受付でお願いしたところ快く受け入れて下さいます。

「マッサージは１時までですもんね、どうぞ先にしていただいて下さい。」って優しい笑顔です。

 

クイック・マッサージですので１０分程の時間です。

でも、これが気持ち良くて・・・

「どこが痛いですか？」

「首から肩にかけてお願いします。」

「わ～、この肩は酷いですね！ガチガチですね。ゴリゴリいうの分かりますか？痛くても止めませんから・・・」

「もの凄く気持ちいいです！」

「マッサージには行かれますか？」

「あまり行かないですね・・・」

「身体もメンテナンスしてやって下さい。車だってメンテしないと故障しますでしょ！酷すぎます。」

「すいませ～ん、気を付けま～す。」

肩はして欲しいのですが、腰となると・・・やっぱり無理。いくらメンテ必要と言われても触って欲しくありません。

 

マッサージの椅子に身を委ねながら反省しきりです。

「そうだよな～、自分の身体は自分が一番知ってると思いながらも全然分かってやってないよな～！上手に付き合っていかなくては・・・」

幾分軽くなった肩を擦り擦り帰って来ました。

 

このマッサージの為に私の成分献血が午前の最後になっていました。

「お疲れ様でした、お腹空かれたでしょう・・・」って看護師さん。

「いえいえ、私は大丈夫ですが皆さんのお昼が遅くなってすいませんでした。」

優しい笑顔にボロボロの身体も心も癒されます。

 

マッサージ、癖になりそうです・・・

サンパチェンスのはなし

お散歩の途中、きれいなお花に出遇いました。

ちょうど玄関から出て来られた奥様に
「おはようございます。きれいですね～」
とご挨拶すると、

「これ一株なんですよ～、挿し木でつくから育ててみますか？」

と、ポキポキッと４本手折ってくださいました。

ご丁寧に挿し木の仕方も育て方も教えてくださいました。

冬には霜にあてないように…
上手にお世話をしたら、来年？再来年？にはお日様の下でこんなに大きく明るく咲いてくれるでしょうか!!




今日は、サンパチェンスと一緒にお散歩です！