「A先生いますか~?」・・・
気持ちのいい秋晴れになりました。
こんなに気持ちのいい日は洗車したくてウズウズしてきます。
これから冬になってくるときれいな状態はその時だけ・・・
夜露にビッショリ濡れてしまって可哀想な状態となる、毎日洗車したくなるほどに・・・
撫でるように撫でるように、優しく優しく・・・
「気持ちいいよな~」って洗車していると、
「A先生いますか~」って寺子屋メンバー。
「今日はおるよ!声掛けてごらん?」
「遊べますか?」
「分からんけど聞いてごらん?」
この子たちもよく参ってくれるな~って三門を潜る姿を見ながら思ったことです。
坊守も布教で留守の時が続きました。
その間にも何度も参って来てくれたのです、「A先生、いますか~?」
「ごめんね、留守にしているんよ・・・」
寂しそうに扉を閉めます。
私が付き合ってあげればいいことなのかもしれませんが・・・
私はどうも苦手で・・・
その思いが子どもたちに感じない筈はありません。
留守が続き遊ぶことが出来ないことが続いたのに、やっぱり来てくれるのです。
此処へと向かわしめる何かがあるのでしょうね・・・
畳の上で走り回れること、おやつ・・・それらにもまして坊守の優しさなのでしょうね・・・多分。
お寺に行けば・・・
優しくなれる、きっと・・・
楽しそうな声が駐車場まで響いてきます。
キャ~キャ~と本堂を走り回る声。
いいものです・・・ね。