また、やってもうた~・・・
49日のご縁に会わせていただきました。
私の同級生がいるお父さんのご縁でした。
同級生は外国で仕事をしている為帰省することはできませんでしたが、弟さんが帰省され中心に進めて下さいました。
この子も親の死に出会い手を合わさせていただける身にならしていただいたな~って視界に入る彼の姿を感じながらお勤めさせていただいたことです。
お勤めを始めて間なしにお香の香りが合わないことが気になります。
あまり好きでない香りが何種類かありまして、そんな中の一つだったのかもしれません。
こんな時に限って煙が私の方に向かってきます。
頭が痛くなってきたので抹香を焚かせていただきながら凌いでいました。
「大経」が終わり一休みする時に机の下にあるお線香の箱が見えたので、経机にあるお線香と違うのならこれ使わせていただこうと思い手に取ると、同じお線香でして・・・
「これ一緒ですね・・・」
「そうですよ!どうかしましたか?」
「いや~ちょっと、お線香の香りが合わなくて頭が痛くなったものですから違うお線香だったら・・・って思って。」正直に言ってしまって・・・
「すいません、これが良いかな~って僕が買ってきたんです。」
あ~、またやってしもうた~・・・って後悔しきり。
なぜでしょう・・・いつもはそんなことせずにお抹香で乗り切るのですが・・・
この子の思いを踏みにじるようなことをしてしまったことです。
「すいません、失礼なことをしました・・・」
「そんな全然問題じゃないですよ・・・」って言いながらお父さんの遺影を見て「父ちゃん、また叱られてしもうた!」って笑っておられました。
こちらは何気なくしていることでも相手にとってはしんどいこともあります・・・
思いやりの気持ちを持ちながら接していかなくては・・・
でも頭が痛いのもしんどいな~・・・