月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

本格的冬

2011年11月23日 19時24分27秒 | 仏々相念(住職日記)

それらしく・・・

 

今日は「小雪」。

小雪降る本格的な冬の訪れなのだそうです。

 

やっとお取り越しらしい季節になったことです。

各御門徒宅をお参りするのに身を屈めながら早足に歩いています。

「こんにちは~!お寺で~す。今日はお取り越しさんのお参りをさせていただきま~す。」

「は~い!よう参っていただきました。」

御仏間にお参りするとストーブ等を焚いて下さり暖めていて下さいます。

「すいませ~ん、暖かくしていただいて・・・有難いことです。」

先達が御苦労してくださったお陰で我が家の如くドンドン入っていきます。

迎い入れていただく・・・もの凄く有難いことです。

 

最近では留守であったり、戸締りがされてあったり、今日は結構ですって言われたり・・・

ご縁に会えないこともしばしば・・・

ところによってはお宿の引き受けも難しくなってきていて、御無理を言ってはいけないと思いつつも何とかお願い申し上げご法座のひと時をいただくところもあります。

さあ、どうする・・・

このまま、ここで止めてしまうのか・・・

名案が浮ばぬままひと時を過ごす、「なんとか今年もお取次させていただきました・・・」っと感謝しつつ。

 

その度に、親鸞さんのことを思うのです、

受け入れもないような時に「本当によく願生られましたね」って思わずにはおれません。

お陰でこの私は安心して阿弥陀さまに向かわせていただくことですが・・・

 

丁度今、案じて下さる総代さんの奥さんから電話がかかります、

「Mちゃんです!お取り越し待ってます。久しぶりに御院さんやAちゃんに会えると思うと嬉しいです。」

弟妹を思うが如くにいつもいつも先手先手で・・・

涙が出ます。

 

親鸞聖人750回大遠忌をお迎えしている今年、さあどうする・・・

このまま衰退させてしまうのか・・・

大きな大きな責任です。

 

大切にお勤めさせていただきながら、一人でも多く阿弥陀さまのおはたらきに気付かせていただき喜べるようなひと時にさせていただきたいな~・・・