月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

注意之書

2012年05月09日 20時27分40秒 | 仏々相念(住職日記)

返事に困る・・・

 

ご法事にお参りさせていただくとお休みにいろんなモノをお接待して下さいます。

あまり話せない私は結構頼りになるのです、お茶・お菓子・・・

 

こんなことばかり書くもんですからブログ読んで下さるお方は気にされる様子です。

チョコレート・・・

薄皮まんじゅう・・・

ケーキ・・・等々

お休みの時には勿論、「お土産に・・・」って持たせて下さるものを見れば勿体ないですよ、本当に!

御供えさせていただきお下げして開けさせていただくと正しく「私の為に!」ってモノが・・・

美味しそうなチョコレート・ケーキ!

遠くから大切な方を亡くされ帰ってくるのに、ワザワザ私の為なんです。

そう思って下さる心が嬉しいのです。

勿論、そのモノも嬉しいのですが・・・

何よりも一瞬でもこんな私を思ってくださることの嬉しさって最高なんです、私は気付いてないのに・・・

 

どうぞ、これからは遠方お荷物になるのでお気持ちだけいただきますので心配なさらないで下さい。

案じて下さるって嬉しいですね。

 

どこに行っても・・・申し訳ないことです。

 

話し下手な私の強い味方のお茶・お菓子。

しかし、これもいつまでも持ちません。

時にはお参りになられている方々で話が盛り上がることもあります。

いいお話ならいいのですが、極稀に返答に困る話しになることも・・・

こんな時には辛いですよ・・・

飲み終わり食べ終わり、何もすることがありません。

迂闊に返事もできないし、そんなお話しは振られたくないし、

そんな時には、飲み終わった健康飲料の瓶に張られている注意書きを読んでいます。

難しい顔して・・・

 

滋養強壮・虚弱体質・肉体疲労・・・栄養補給

 

皆さんもこれ飲んで栄養補給、元気いっぱい!

話もトップギアにぶち込んで突っ走ります。

身体、元気にならして頂いたら、心も元気にならしてもらおうよ!

折角、お念仏の御縁をいただいたんだからそのこと喜びたいね!

 

一切経の搾り汁をいただきます。

ギュ~っと搾られた最高のジュース如何ですか?

 

何もかも知っているよ、分かってるよ・・・

だから、私がいるからと案じ抱きしめて下さる「ナンマンダブツ」

その味、じっくりお味わいさせていただきたいよね!

 

ナンマンダブ・ナンマンダブ・・・


恐々挨拶

2012年05月09日 19時35分09秒 | 仏々相念(住職日記)

Tさんですか・・・

 

晴れの天気が続きます。

しかし、カラッと晴れているという訳でなくモヤッっとしているような感じですね。

黄砂なのでしょうか・・・

花粉なのでしょうか・・・

 

坊守が遠距離走ってきてそのままになっていました。

この季節になってくると車の顔には沢山の虫が衝突しています。

どれだけの命が亡くなっているか分かりません、とにかく沢山です。

それをコイツは、早く洗い落とさなければへばり付いてしまうって思っているのですから・・・

申し訳ないことです。

 

洗車していると背後に人に気配が・・・

振り向くと総代長さんが立っています。

「どうされたんですか?」

「これからリハビリに行くのに病院からの迎えを待っているところ。」

「え~、そうなんですか、どうぞお大事にして下さい。」

って話していると御迎えの車が入ってきました。

総代長さんも初めてだったらしく、降りて来られた運転手さんと確認し合っておられました。

私は、折角だから御見送りしようとその光景を何気なく見ておりました。

すると、確認し終わったと思いきやその運転手さんが、「Tさんですか?」って恐る恐る話しかけてくる。

意表をつかれた状態で、「えっ!」ってその時初めて運転手さんを見るのです。

「御存じないとは思うのですが、高校時代の1つ下の後輩になります。」

勿論、分かりません・・・

同級生の同じクラスでも分からない方が多いくらいですので後輩なんて・・・

でも、ここは大人の対応をってことで一生懸命の作り笑顔で頭を下げます。

 

外面だけでもガラッと変わったコイツに接し彼はどんなに思ったことでしょう・・・

逆に「エッ!!!」って思ったかも・・・

 

お二人が車に乗り込みながらの話声が聞こえるのです、

「高校の先輩なの?」

「そうなんです、高校の」で「バタン」とドアが閉まります。

 

オーイ!その後、どう続くんだよ~!

いらんこと言わんでくれよ~!

 

化けの皮が剥がされたかも・・・

「へ~、住職そんなだったんか~!」

 

そうなんです・・・

今も腹の中は恐ろしいことです。