お歳より・・・
御縁をいただき合わさん手を胸元の前で合わさせていただきました。
重ね合わす手の上に幾重にも重ねて下さる優しいおはたらき・・・
ありがたいことです。
「住職さん、お昼を一緒に・・・」ってお言葉をいただきました。
「すいません、お言葉に甘えて少しだけ・・・」
いろんな事を問われます、
「お子さんはどのくらいになられましたか?」
「住職さんは、何年生まれですか?」
すると、そこの奥様が何でも知っといて下さり、私の代りにお答えくださいます。
「住職さんは、00歳ですね。見えませんね~」
喋りは半人前以下ですが食べるのは人並み以上、美味しいお稲荷さんをパクっといただいたところでした。
むせながら、「すいません、もの凄~く気になるんですが、どう見えるのでしょうか?」
「いや~、お歳よりお若く見えますよ!ねえ~?」
そのことを振られたお嬢さんが頷かれます、「うん、うん!」
「ま~、写真見ててもウチの父がその歳だった頃はもっと更けていましたよ!」って奥さんのお里のお父さんと比べられちゃいました。
お父さんの年代と比べちゃう・・・って、ズッコケそうになりました。
ま~いつもいつも老けて見られてしまうのです。
そんなこんなで笑い話が出始めた頃に失礼したことです。
車に乗り込むとドッと疲れが出てきます。
これがなかなか取れないのです。
ダルイな~・・・
モヤ~っとする感じ。
やっぱり見た目同様に年なんでしょうかね。
一端に悩むことも尽きることなく次から次へと・・・
又出始めました、私の悪い癖・・・
現実逃避しようとしています。
何もかもパ~っと忘れてどこか行きたいな~。
って思うのですが、気になってどこにも行けない現実。
辛い・・・