腕相撲しよう!・・・
夕方、部活から帰った息子は鏡の前で身体をデザインします。
最初からやり直し・・・
そう呟きデザインし始めました。
ひたむきに鍛え抜きます。
一年程かけて作り直した身体は素晴らしいですね。
メタボ親父とは一緒になりません。
とはいいながらも、最近言われるのが「ご院さん、痩せなはったな~・・・」
結構、コイツもデザインしていますから!
ってブヨブヨですが・・・
鏡は見れません、空しくて・・・
秋となり食事がいけていけません。
少々、リバウンド気味!
ここで何とか最小限に抑えなくてはいけません。
夕方のこと・・・
定位置でテレビを見ようと座りかけると上半身裸の息子がやってきます。
「腕相撲、しよう!」
「おっ、おぉぉぉ・・・」動揺しつつ受けます。
細くなってしまった右腕に力を込めます!
関節痛なんて言ってられません。
親父、見せてやる!
組んだ腕は力強くなっていました。
「ヤバいか・・・」
「さん、はい!」
面目躍如です。
カラカラでも勝利は勝利!
「いつでもかかってきなさい!」ってプルプルする腕を隠しつつ言うと、
見抜いている娘が、「腕プルプルしとるやろ~!」
「まだまだ!」
背も抜かれ人格も遥か上の息子。
大きいのは顔と態度くらいのコイツを支えてくれます。
組む腕の強さの中に「親父、しっかりしろ!」って喝を入れられた気がしました。
願生ります。
次はやばいかも・・・