月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

友之写真

2012年11月14日 22時46分45秒 | 仏々相念(住職日記)

こんな顔で・・・

 

結局は寂しがり屋なのです。

カッコつけて「話しかけるなオーラ」なるものを放ちながら生きるコイツ。

現に話すのが好きではないので仕方ないのです。

「お願いだから話しかけないで・・・」よくそんなに思うのです。

こんなこと坊守に言おうものなら大変です、「一人になるよ!一人になったらどうなさいます!」

言葉がありません、「何とかなるやろ~」が関の山。

寂しい性格です。

 

話好きのお婆ちゃん・・・

話題豊富でいつまでも喋っておられるような朗らかなお方。

しんどいご縁に会いつつも優しく迎えて下さる。

親からの御育てのこと・・・

息子さんのこと・・・

ご縁の間中、ず~っと背中に聞こえるお念仏。

有難いな~・・・

「ここにおるよ」の声がします。

 

帰ってみると法友より封書が届いています。

寺報と先日の写真・・・

落ち込んでいても、しんどくてたまらない時でも、悲しい時でも、笑って立てることができるような写真。

いいよな~・・・

みんな楽しそうに笑っています。

本当に嬉しくて満面の笑み。

家ではこんな顔で笑うこともないのに・・・って。

コイツも言われたことがあります。

法友との電話で笑っていると、「私たちではそこまであなたを笑わせてあげることができないな~」って坊守に言われたことがある。

決して家がつまらないということではないのです。

何もかも隠すこともなく安心できるところですから・・・

 

でも、法友は特別なんでしょうね・・・

こんなコイツでも会いたいと思うのですから・・・

肩の力を抜ける数少ないおはたらきなのでしょう。

 

また会える・・・

必ず会える・・・

そう思うだけで寂しがり屋のコイツが生かさせて頂けるのです。


蓮のお香袋のはなし

2012年11月14日 18時02分27秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
まどかなる、まどかなる…お浄土の蓮のお花

青色の花は青い光に

黄色の花は黄色い光に

赤色の花は赤い光に

白色の花は白い光に

ひとつ、ひとつが、美しい光を放ち輝いているのだそうです

それでもお浄土のお花は、威張ったり、けんかをしたりしません

おとなりのお花と、またそのおとなりのお花と、またまたそのおとなりのお花と…輝きあって、もっと、もっと、美しい光を放つのだそうです


それは《認めあう》ということでしょうか

阿弥陀さまのおみのりをともに慶ばせていただく法友にプレゼントしたいなぁと思い、娘に手伝ってもらいながら、ようやくしあげることができたお香袋です


それぞれの場所で、がんばって、輝いているあなたへ…