ワッハッハッハ・・・
これもお取り越しの空気なんだって思いました。
今日は、姉のように慕う総代夫人がおられる村。
度々、「Mちゃんです!」って電話をくれ案じて下さいます。
一生懸命に支えて下さるおはたらきに唯々頭が下がる思いです。
お陰で温かいひと時をいただいたことです。
ここは、昼座夜座が勤まるのですが御夕食をいただいた後は少し時間が空きます。
でも、昔から少し早目に来て下さり話伽になって下さる方々。
今日は、カラオケの話で盛り上がりました。
「下手なんですけど・・・」そう照れ臭そうにいろんなことを教えて下さる。
「いいですよね~、歌って!気分すっきりしますし最高ですよね!」
「そうなんです!家でも気持ち良く歌っていたら母に叱られるんですよ、お経を習いなさいって・・・
そう言われるからお経も練習するんですが、なかなかうまくなれません。」
「それはそれは勿体ないことです。
歌は、歌詞の味わいを深めて歌うところに良さがあるのでしょうか・・・分かりませんが。
お経さんも同じですよね、お経さんのお味わいを深めさせていただきたいですよね。
それは、お経が上手になるというものではなく、聞かせていただくひと時が勿体なくなります。」
お経さんは、漢文をそのまんま読んでいますとなかなか難しいもので、コイツみたいなものには理解不能であります。
でも、このお経をギュ~~ッと絞ったしぼり汁が「南無阿弥陀仏」と聞かせていただくと、
どうぞ、「南無阿弥陀仏」に好きな節に置き換えて歌えばいいんです。
気持ち良く・・・
切なく・・・
そこにズ~ッと一緒にいて下さるおはたらきを感じながら・・・
それが最高じゃないですか!
お念仏は「ここにおるよ!必ず救う まかせてくれよ!」と喚んでくださるおはたらき・・・
背中に聞こえる人生の諸先輩方々のお味わい深いお念仏を聞かせていただきながら生かさせていただく力をいただいたことです。
今日もご縁に会わせていただいて有難かったです。