月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

二十一年

2012年11月28日 23時18分52秒 | 仏々相念(住職日記)

そうか~・・・

 

「楽しみにしています、ブログ」

帰り際、そう言ってくれた24,5の青年。

よく存じ上げる青年でありますが、とにかく大きいのです。

跳ね返されそうな体格は気持ち良く素晴らしいものです。

 

坊守の優しい法話の中に、

「嫁いで21年になりますってお昼に話してくださいましたが、僕が3歳の頃だったのですね~」ってお家にお参りした時に話してくれたって話すと

お参り下さってた皆さんが「え~!」って驚嘆の声!

失礼ながらコイツも「お~っ!」

勿論彼にも3歳の時はあったのですが、今が強烈すぎて想像できないのです。

或いは、21年という時の流れの凄さ・・・

 

彼を通し、21年の歩みを思ったことです。

こんな長い時を共に歩んでくれていたんだって改めて坊守に感謝したことです。

お陰でここまで歩ませていただいています。

 

これからも一日一日を大事に生かさせていただきたいものです。

読んでくれていてありがとうございます・・・

 

これからも兄弟仲良く、助け合いながら歩んで下さい!

人生の先輩方々も大切に!


親父之席

2012年11月28日 22時56分33秒 | 仏々相念(住職日記)

継いでくださる・・・

 

温か~い空気、お腹いっぱいです。

優しさ溢れるお荘厳を喜ばせて頂きました。

 

集会所で勤まったお取り越し。

お宿の方がきれいにお荘厳をされました。

どのようにしようか・・・

これがよかろうか・・・

家中、親族中で相談し合いお飾り下さったことです。

わざわざお内仏からご遷座下さる・・・

 

今日も寒かったのですが、沢山のご門徒が待ってくれていました。

「こんにちは~!」

そう挨拶しながら尊前へ・・・

親さま(阿弥陀さま)もお出迎え、「よう参ってくれたの~!」

「あ~・・・」肩の力が取れるようでした。

 

お名号のお味わいをさせていただいたことです。

分かりやすいように御立ち向かいのお姿が教えて下さいます。

「大丈夫!ここにいるよ!」

その名のりはひと時の休みもなくず~っと喚びかけてくださっていました。

 

温かいですね!

 

昼と夜のお座・・・

お年を重ねた方は夜が参れません。

昼に座っていた親父の席にその方の息子様が座って下さいました。

定年退職され今年から故郷に帰ってきておられます。

昼はお父さんの後ろで聴聞され夜は空いた親父の席へ・・・

それを見た坊守は、「だんだんとお父さんに似てこられましたね」って話してくれる。

「本当だね!雰囲気もそっくりだね!」って話しました。

 

どの方もどの方も受け継いでくださいました。

お念仏を大事にして下さるお姿、嬉しかったです。

 

出る筈のないお念仏がこぼれ出る・・・

大切に生かさせていただきます。