懐かしいね・・・
思い出の料理があります。
コイツにとって大切な大切なひと時でした。
緊張して緊張して・・・
その時に御馳走になった義母のお料理。
後にも先にもこの時だけとなった。
緊張して全部は覚えていないのです。
でも、幾つかは覚えていて
その時と同じお料理が食卓に並ぶといつも思い出すのです。
あ~、頂いたよな~・・・
「これ、おいしいですね~・・・」って一生懸命に話したようなそうでないような・・・
その時の緊張も今となってはいい思い出です。
こんなコイツですのに・・・
大切なお嬢様を預けて下さったこと感謝せずにはおれません。
不安で、心配で仕方なかったでしょうね。
申し訳ないことです。
すいません・・・
お嬢様を未だに幸せにしてあげることができていません。
その代わりと言ってはなんですが、コイツは十分に幸せにしてもらっています。
「なんだそれは・・・」って懐かしい両親の声がしそうですが・・・
ご存じの通り、辛い思いばかりさせています。
泣かせるようなことはしないと思いつつ、
寄り添ってやることもできずに自分のことばかり・・・
情けないことです。
なのに、鼻歌と口笛で願生ってくれてます・・・
毎回・・・
その料理を前にするたびにため息ついてしまいます。
初心に帰らなければ・・・