さあ、いただこう・・・
お御馳走がテーブルに並びます。
そんな時に娘から電話が入ります。
「今日は、早いね~!こっちも今からいただくところ・・・一緒に「いただきます」やね!」って坊守。
優しい会話だな~・・・
そうか・・・「一緒にいただきます」か~。いいもんだな~!
関西と宇和島の距離はあれど、手を合わさせていただきながら心を一つにさせていただく心地よさを思ったことです。
今日も生かさせていただいたことに感謝して・・・
お腹いっぱいになりましたか?
さあ、いただこう・・・
お御馳走がテーブルに並びます。
そんな時に娘から電話が入ります。
「今日は、早いね~!こっちも今からいただくところ・・・一緒に「いただきます」やね!」って坊守。
優しい会話だな~・・・
そうか・・・「一緒にいただきます」か~。いいもんだな~!
関西と宇和島の距離はあれど、手を合わさせていただきながら心を一つにさせていただく心地よさを思ったことです。
今日も生かさせていただいたことに感謝して・・・
お腹いっぱいになりましたか?
やっと・・・
夕方のお荘厳を終え洗車することにしました。
貴重な梅雨の晴れ間です、あれしてこれしてと思い付くものの身体が動いてくれません。
できる範囲でボツボツ・・・
外に出てみると「坂道ダッシュしてきた」と汗ダクになっている息子が帰ってきました。
今週からテストが始まりましたので昼過ぎに帰ってきます。
テスト中は自主練となり一時間程の部活となるようです。
私が学生だった頃はテスト中なんて当然のように即行で帰っていましたが・・・
それをして尚且つ身体を鍛え抜きます。
なにがそこまで駆り立てるのか分かりませんが、凄いと思います。
身体の調子を崩し、今までやれていたことができなくなっていたそうです。
悔しくて辛くて・・・どん底からのスタートを自分自身で決意し、ひたむきに、ただひたむきに歩んでいます。
「お腹空いた~」って息子の年代なら誰しもが口にします。
食べたいのも我慢していた頃もありました。
今、やっと気持ち良く食べれるようになり、そのまんまが力となっているような気がします。
「今日、やっと山門の梁にジャンプして届くようになったんよ!体調崩す前にはできとったんやけどね。」
ごはんを頂きながら、「あ~、よかったな~!本当によかった!」そう思いながら息子に負けないように美味しいご馳走をいただいたことです。
ところでお前、テスト大丈夫なん?
そんなこと、どうでもいいか!
ここにいてくれて「ウワァ~、美味しかった!」って言ってくれるだけで嬉しいです。
で~んでん、むしむし・・・
庫裏の方で用事をしておりますと、本堂から大きな歌声が聞こえてまいりました。
沙羅の会にお参り下さった方々の今月の歌の歌声です。
「かたつむり」です。
この曲は幼かった頃の息子の大好きな曲で、彼なりのアレンジで歌い込んでいました。
思わず私も息子バージョンで歌っていました。
当時の顔、声、動作、仕草・・・昨日のことのように思い浮かびます。
もう、今では高一ですもんね~・・・
早いな~・・・「あっ」っという間です。
彼は、当時のことを憶えているのでしょうか・・・
今では、YUI一筋です。
歌も嫌いじゃないんでしょうね、YUIの曲が鼻歌で聞こえてきます。
かなり前のこと、カラオケ好きの門徒さんと話していた時に、
「曲もそうやが、歌詞をよ~く聞いて感情をいれんといけん!歌詞覚えるのも老化防止になるしな~。」
なるほどな~・・・
自分に感じることがあるから、頷けるからその曲選ぶんだろうし、どうせなら曲も歌詞も知り尽くして歌い上げたいですもんね。
できることなら、カッコ良く!
浄土真宗のお経さんもよ~く聞かせていただかんといけませんね。
上手、下手ではなく、自らがお勤めさせていただきながら自らが聞かせていただく・・・
いつでもどこでも一緒にいてくれる親心。
ウロウロしてばっかりで全然カッコ良くない外面ばかりの私のことを案じてくださる親心。
なんまんだぶ、なんまんだぶ・・・
今、息子に聞いてみました・・・
「覚えとるよ!で~ンでん、むしむし・・・」って彼のアレンジで照れながら歌ってくれました。
「何がおもしろかったんやろ~・・・そうそう、そう言えばお風呂の中でも輪唱とかしてたよね!オレ、いっつも惑わされて最後まで歌えなんだな~」
何が面白かったかは忘れてしまうけど、皆で笑いながら過ごした日常は忘れることがありません。
彼の笑顔も又私を支えてくださっていた大きな力なのです。
今日は≪徳正寺仏教婦人会・沙羅の会≫を開きました。
毎月日曜日に開いているのですが、今月は急な法務が入ったために二度も日にちを延期してしまい、ようやく本日の開催となりました。
賑かにいつものメンバーが集まります。
あら、今月は初参加の方もいらっしゃいます。
「ようこそ、ようこそ」
『らいはいのうた』のおつとめ、『仏説阿弥陀経』のおはなし、今月の歌は『かたつむり』・・・「で~んでん むしむし か~たつむり~・・・」、皆さん子どもの頃を思い起こしながら元気よく歌ってくださいます。
さて、今月の手しごとは≪紫陽花のコースター≫をつくりました。
メンバーの方に綿麻の布で縫っていただいた10センチ角のコースターに、紫陽花の花の消しゴムはんこをポンポン押して色とりどりの紫陽花が咲きました。
みなさん、思い思いの感性できれいな紫陽花を描いてくださいました。
「その色いいねえ」「これどうかなあ?」「私はこの色が好きよ」「なかなかセンスいいねえ」
この会のいちばんいいところは≪褒め合う≫ところなのです。
できること、できないこと、得意なこと、得意でないこと、みんなそれぞれですが、ここではみんなが認め合い、褒め合いながら楽しんで手しごとをしています。
そして、もう一つのお楽しみは・・・
楽しいおしゃべりとお茶の時間です。
今日は、Kさんの娘さんが手作りのケーキを差し入れてくださったので、みんなでありがた~く、美味しくいただきました。(昨夜遅くにわざわざ焼いてくださったそうです。ありがとうございま~す!)
お茶はグレープフルーツのかおりの冷たい緑茶です。
台風5号の風が時折ひゅ~っと本堂の中に吹き込みます。
風とオレンジ風味のケーキとお茶のかおりがマッチした、梅雨の日のひとときでした。
次回の沙羅の会は、7月10日(日)朝9時半から徳正寺本堂にてひらきます。
是非お参り下さい。お待ちしています。
暇やろ~・・・
坊守と娘・息子のなんと仲のいいこと。
傍にいながらその仲良しさを感じながら心地よささえ感じます。
ま~、私もおまけ状態ではありますが一緒に入れてもらっています。
娘は坊守との電話で始まり電話で終わります。
それが長い!本当に、本当に家族間無料携帯さまさまです。
嬉しかったこと、悲しかったこと・・・
気持ちの整理をするかのように自分を取り戻すような時間なのでしょう。
息子は、姉不在の日常を受け止めます。
誰に似たのかいつまでも喋る姉の後を任されても、どうみても私似のボソボソ話す息子にとって大変なことです。
それでもやっぱり坊守とは友だちのように傍に居り易いのでしょう。
学校のことは勿論、興味のある料理のこと等々ボソボソと・・・
私はというと・・・坊守無しではどうにもなりません。
波平さんには舟さんが何があっても必要なように・・・
皆それぞれが自分のことで精一杯。
自分のことで腹をたて、自分のことで得意満面になる・・・
そんな日常を受け止めてくださる坊守のおはたらき。
菩薩のようです・・・
坊守は坊守で精一杯の日常なのです。
しんどかろう・・・とは思うもののいつもいつも口笛を吹きながら一緒に乗り越えてくださる。
優しい微笑みにやっぱり甘えてしまって・・・
感謝せずはおれません。
夕方、娘から電話が掛かってきました。
携帯携帯の住職ですからパッとでます!
「お母さん、忙しいから電話したんよ。どうせ暇やったろ~!」
どう言われようとも嬉しいのです・・・
坊守のように口笛を吹きながら力を与えるようなこともできない私で申し訳ない・・・