ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

韓国ツアー2011.10、その二十三

2011-10-15 20:12:10 | コンサートツアー

ざあーっと聞こえる雨の音に混じり、アナウンスの声が聞こえてくるのだが、韓国語だからわからない・・・

通訳のたかこさんが来て、外は中止で、本堂に場所を変えてやりますって言っている。

と教えてくれる。

時間は7時からだって・・・

外で出来た場合の本来の開始時間と一緒!

もう一時間を切っている、出来るの???

今回、イベントには三グループ出るのだが、「取り」は僕、と言うことになっていた。

でも、そうなると出演する時間は8時半頃・・

野外では相当冷えると思ったから、一番最初の出演にさせてもらっていたのだ。

あわてて着替え始める!


すると、主催のLeeさんがやって来て、

屋内なので、やはり最後に演奏して欲しい、と言う。

再び着替え直し、休憩・・・・


すると、今度はPA会社ハート・ワンの社長が現れ、三つの報告があると言う。

1つ目、なんとか照明、PA、本堂に運び込み、セッティングは出来たのだが、

モニタースピーカーは用意できなかった、と言う。

韓国の僕のステージでは、すべてミキシングを勤めてくれている、イ・ヨンヒョン君を信じて欲しい。

と言うのだ。

僕の編成では、実はモニターは重要である。

特にギターは、何度もブログにも書いているが、弱音楽器なので、モニターがないと

とてもあわせにくい・・・

でも、ないものはないのだから、それでやるしか仕方ない・・・・・


2番目は映像について、野外用の液晶スクリーンは使えないので、本堂にもとから設置されている

普通のスクリーンを下ろして使うと言う。

スクリーンの設置されている場所が、ステージの真ん中よりも前のため、スクリーンを下ろしてしまうと

パーカッションだけその後ろとなってしまう。

そのため、オープニングだけは映像を使えるが、僕らが出て行って、演奏を映像とクロスして始める頃には、

スクリーンを上げてしまわなければならない。

本来は、三曲目のメドレーにも映像を使う予定だったが、それは無理となってしまったのだ。


そして3番目、演奏の順番、最後にと言っていたが、機材の都合で、2番目に演奏して欲しいと言う!

しかも、既に1番目のボーカリストの演奏は最後の曲!

慌てて再び着替える!


ばたばたと本堂に向かい、すぐさまボーカリストは演奏終了!

その後、大僧侶のお話があり、その間に僕らのステージのセッティングが行われる。

「今マルチにケーブルつないでるよ!」とPスケ・・・

大僧侶が長めに話をしてくれて、準備はなんとか間に合う。

敦煌で撮影して来た映像とともに、音楽が流れる。

僕の「千の砂漠の夢」から「砂漠の彼方に」

この曲は中国の敦煌を旅して出来た曲。

まさに寺院で流れるには相応しい。

つながって、「光のように波のように」の一曲目、

「道~マールガ」のイントロのフルートが流れる。

メンバーの名前がタイトルアップされ、ステージに僕らも登場する。


流れている音とクロスするようにAyakoのチェロが流れ、演奏は始まった。



雨のため、千人以上居たお客さんの半分は帰られたと聞いた。

でも、まだ500人以上の方が残っている、とも。

こんな感じのステージ!

屋外も良かったが、本堂のこの世界も素晴らしい!

寒さの面からも、本堂で出来てよかったのかもしれない。


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韓国ツアー2011.10、その二十二

2011-10-15 18:41:21 | コンサートツアー

ものすごい雨・・・

これは中止に違いない・・・

楽器や、機材は大丈夫なのだろうか・・・・

控え室のお釈迦様に、なんとかコンサートが出来るようお祈りする。

僕らはただ控え室で待つのみ・・・

外に飾られている提灯類も、だめだろうなあ・・・

「千と千尋」の世界の様で奇麗だったから、後で写真に撮ろうと思っていたのだが・・・

とりあえず軒下の小さな提灯を撮る。

雨はやむ様子もない・・・

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韓国ツアー2011.10、その二十一

2011-10-15 17:20:23 | コンサートツアー

リハーサルには3時頃行けばよいと言うので、それまで観光をかねて食事でもしよう、と

楽器を持たずに月精寺の方へ、車を出してもらい出発する。

が!

月精寺へは一本道!

なんと、コンサートへの、たくさんのお客さんの車で、身動きが取れない!

食事も観光も断念、ホテルへ一度戻り、楽器や衣装を用意して、早めに会場へ向かおう、と言うことになる。


無事屋外ステージでリハーサルが始まった。

ほとんど公開リハーサルである。


液晶スクリーン。

今回は、僕の「光のように 波のように」のアルバムからの曲をメインに演奏する。

映像が使えるので、用意して来た、自分の曲に、自分の写真をあわせたミュージックビデオを流してもらう。

雰囲気は最高!

ただ、既に寒い・・・・


ここで、とんでもないことに!

雨が降って来たのだ・・・

僕らは慌てて楽器が濡れないように避難・・・

ものの5分とたたないうちに豪雨となる!


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韓国ツアー2011.10、その二十

2011-10-15 12:07:14 | コンサートツアー

久々プールのあるホテルで・・・(いや、リソム・オーシャンキャッスルにもあるにはあったが)

本番前の朝一泳ぎ。

気持ちいい・・・

泳いでからホテルの外へ、散策していたらデート中の二人に出会う!

紅葉が奇麗だ!

晴れているので、安心していたが、この後、とんでもないこととなる・・・・


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韓国ツアー2011.10、その十九

2011-10-14 21:20:00 | コンサートツアー

月精寺のそばのホテルには7時過ぎに到着。

ステージを見に行く予定だったのだが、まだ準備ができていないらしく、

先に食事となる。

といっても山の中、都会のような所はなく、山菜料理の食堂へと行く。

久々机一杯に並ぶ小皿!

Pスケとは昔バリ島に取材で行ったことがあるが、その時のパダン料理を思い出し、二人盛り上がる。

羊の脳みそとか、ナマズを食べたねえ・・・

こっちにはそんなものはないが、山菜の微妙な違いがわからなかった!

食事が終わり、月精寺へ!

石塔や、仏像をバックに、ここがステージらしい!

これは国宝と聞いていたのだが、次の日大僧正に招かれてお話をさせていただいたら、

どうやらレプリカらしかった・・

本物は寺院内にあり、明日は特別に公開すると言う。

観たかったが時間がなかった・・・

記念撮影をすると、オーブが撮れまくり!


左から、Pスケ、ベティさん、関淳二郎、たかちゃん!、PA会社ハートワンの社長(まだ名前を思い出せない・・)Ayako、

ミキサーのイ・ヨンヒョン君。



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韓国ツアー2011.10、その十八

2011-10-14 19:06:12 | コンサートツアー

14日、今日は月精寺に移動する日だ。

日本から、ギタリストの関淳二郎氏を待って、移動するのだが、

イミグレーションで手間取ったらしく、1時間ほど遅れての出発となった。

理由は?

飛行機の中で渡される、入国申請書の、滞在するホテル名の所を、空欄にしていたため。

質問され、わからないと答えたら、そんなはずないだろう、と突っ込まれたらしい。

ビザ申請の際には、ホテルの名前や住所は僕が書いてしまったため、

関さんまで伝わっていなかったのだ・・・

でも、それならそれで、ロッテホテルとか書いてくれれば良かったのに・・・

ソウルから月精寺までは車で三時間ちょっと。

途中のサービスエリアで、ツルノリヒログループ月精寺メンバー全員ショット!

左からPスケ、関淳二郎、僕、Ayako

そろそろ寒いぞ・・・明日は大丈夫なのか・・・

韓国のサービスエリアには、屋台のようなお店が必ず出ている。

ここはバラエティーショップのよう。

佇む関淳二郎!

関さん「ツルさん、これなんですかねえ?」

指差す先には、ハンドルに取り付けて、そこを持ち、くるくる片手でハンドルをまわせるノブのようなものが。

日本では多分違法になるんだろうなあ・・

こっちでは何台か、乗せてもらった車に取り付けられていた。

サービスエリアでの定番になりつつある、揚げジャガイモと、揚げまんじゅう。

なかなか美味しく、はまった!



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韓国ツアー2011.10、その十七

2011-10-13 23:20:06 | コンサートツアー

ロッテホテルで緋宮さん、高木さん、そして通訳をしてくれた山極たかこさん、

彼女は韓国の高校の、日本語の先生なのだが、同じ高校で、やはり日本語を教えているご同僚の渡辺さん

高木さんの韓国でのビジネスパートナー、辛さんと会う。

一同そろって、インサドンにある、2月に通訳の千瑛ちゃんに連れて行ってもらった店へ行く。

大衆的な店なので、緋宮さん、高木さん、そして辛さんには似合わないかも知れなかったけれど、

緋宮さん、高木さんは、2月にも来ているし、何よりトンドン酒が美味しかったから、この店にした。

               トンドン酒

この店は、料理もおいしいのだが、とにかく辛い・・・・・

韓国人の通訳、イ・ジンさんが、駆けつけると言うので、二件目に行く。

今度は洋風な飲みや。

全員で記念撮影!

左から僕、イ・ジンさん、Ayako、たかこさんの同僚渡辺さん、たかこさん、マネージャーのベティさん、高木さん。

とてもチャーミングなたかこさんと、同僚の渡辺さん。

渡辺さんも、とても素敵な方だった!

まだまだ食べるぞ!

洋風なおつまみは久しぶり・・

でもどこか韓国風なところがいいなあ・・

これもとても美味しかった!

そして、夜は更けてゆく。



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韓国ツアー2011.10、その十七

2011-10-13 21:28:18 | コンサートツアー

帰ることになってみて、やはり素敵なところだった安眠島・・・

なかなか経験できない数日間を、過ごさせてもらった。

2時ぴったりに、いつも僕らを運んでくれる運転手のおじさんが迎えに来てくれた。

彼は、普段韓国政府に雇われ、要人を国境を越え北まで乗せて行ったりしているそうだ。

帰りのドライブインで、ペンギンの本を見つける。

買ってみたかったが、かなり汚れていたのと、中を見ても全くチンプンカンプンのため断念!

二年前もらった「星の王子様」は、やはり読めはしないが、絵は変わらないし、とても大切にしている。

韓国のドライブインで、いくつか定番の内の一つ、揚げジャガイモ!

ここのは美味しかった!

ソウルに着き、休む間もなく高木さん緋宮さんの待つロッテホテルへ、タクシーで向かう。

韓国のタクシーは安いのだが、さらに、有料タクシーと普通タクシーに分かれ、

初乗りが有料タクシーは普通タクシーよりも倍高い。

その分、有料タクシーは英語や日本語を話せるが、普通タクシーは通じない。

今日のタクシーは日本語も英語も話せず、しかも、いつも僕らが通る道を通らないので、

だんだん不安になる・・・

外の景色は美しかったのだけれどね・・・

渋滞も重なり、結局カンナムからミョンドンのロッテホテルまで50分かかる・・・

でも、タクシー代は16000ウォン、日本円で1000円ちょっと・・・

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韓国ツアー2011.10、その十六

2011-10-12 21:20:54 | コンサートツアー

本日の夜は、貝を焼いて食べさせる店で、貝をつまみに飲もう、と言う話になった。

今度はメニューにも何も手がかりはなく、やはり全く言葉の通じないおばちゃんを店の前まで連れて出て、

貝の水槽を指差し、中に戻ってメニューの横に書かれている「大」「中」の文字の「中」を指差し、なんとか注文する・・・

しかし、この貝焼きはおいしかった!

山のような、幾種類もの貝を焼き、コチュジャンをかけ、

そしてはさみで切る!

用意された軍手をはめ、熱い貝を直に持ってふうふういいながら食べる!

ビールを飲む!

食べる!

次々と焼かれる貝。

そして殻が積み上がる!

エビ焼きもあるはず、と、またおばちゃんを連れ出し、エビの水槽を指差す!

エビを包み

焼く。

押さえていないと、ぱんぱんはねて今にも飛び出しそう・・

これまた美味しかった!!!



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韓国ツアー2011.10、その十五

2011-10-12 16:00:10 | コンサートツアー

12日朝

ここに後二泊・・一つ困ったことが出来た。

あす、13日、日本から緋宮さん、高木さんご夫妻が、月精寺の公演を観に韓国にやってくるのだが、

ソウルで夜、食事の約束をしているのだ。

最初は一時間半だったら、ソウルまでタクシーで往復しても良い、と考えていたのだが、

片道三時間の道のりだ、往復すると六時間!

昨日の夜みんなで相談をし、なんとか13日にはここを引き払い、

ソウルに帰れるようプロモーターにお願いすることにした。

芸術の殿堂で通訳をしてくれた、たかこさんにメールを打って、

プロモーターのLeeさんに連絡を取ってもらう。


結果を待つ間に、朝食。

想像の付けようもないメニューから、なんとか食べることに成功する・・

出て来た料理を見ても、どんな料理なのか、まだ見当がつかない!


食後外を少し散策。

たかこさんから電話があり、ソウルにホテルを取り直してもらえた報告を受ける。

良かった・・

明日、13日2時頃迎えが来てくれる。






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