永久磁石を回転させて温度を下げる磁気冷凍システム!!
これなど全く、新たなエネルギーシステムである。熱力学の新たな展望は、既に始まっている。顕れている。しかし、全貌を現すことはないであろう。現れるとまずい。エネルギー支配が崩れるとまずい。そう考える連中がいる。今必死に最後のあがきに奔走している。しかし、底流ににその萌芽が確実にある。
メタンハイドレードも確実に吹き出す。その時、日本は資源大国だ。『地球』(観測船)はその為の船だ。
それにしても、おかしな事になっている。石油産出国が、今や、石炭発電に切り替えているという。原油高騰がいかに不自然な現象であるかを物語る。温暖化論議がいかにまやかしであるかを物語る。
おかしな事は、おかしい。今、おかしな事が横行している。それは偽善に端を発しているからに他ならない。
【転載開始】
産油国まで石炭火力
毎日新聞より
日本の温暖化対策の進み具合は主要70カ国の中で61位。
落第点だ。
世界銀行の採点である。
石炭による火力発電が増えたので減点された。
石炭は二酸化炭素の排出量で石油の1・2倍、
天然ガスの1・8倍もあるそうだ。
そんな汚い発電を増やすなんて、と。
しかし、石炭火力は日本の発電量の約25%。
世銀が日本より高い点をつけた米国とドイツは50%超でずっと多い。
ヘンじゃないか。
水準でなく努力の多寡の評価だから、ヘンじゃないそうだ。
さようか。理屈にはなっているが、釈然としないね。
もうひとつ、納得しにくい話を聞いた。
湾岸産油国、アラブ首長国連邦のドバイは、
今後建造する発電所をすべて石炭火力にするという。
自国産の天然ガスや石油では高過ぎる。
安い石炭でないと電力会社がやっていけなくなった。
サウジやバーレーン、オマーンなど、
他の大産油国も軒並み石炭火力を検討しているという。
石炭に走るより、石油の値下げをしたらどうだ。
そう、石炭火力は減るどころか、むしろ増えそうな情勢だ。
値段が石油の5分の1、天然ガスの4分の1と安い。
そのうえ、石油と違って当面枯渇の心配がない。
しかし、さすがに環境負荷が大き過ぎる。
例えば中国の場合、あの国の出す二酸化炭素の4割が石炭火力が起源だ。
先ごろの胡錦濤主席の訪日で、日中が「二酸化炭素の回収・貯留(CCS)」で協力することが決まった。
ハルビン火力発電所が排出する二酸化炭素を回収し、中国最大の大慶油田に注入する。
二酸化炭素を地中に閉じ込めるとともに、その圧力で石油の採掘効率を高める。
CCSはコストや安全性などに問題があるが、二酸化炭素を90%除去できるという。
中国はもとより産油国まで石炭火力に走る時代。敵視しても仕方ない。
CCSなど技術革新で低炭素化を図るほかない。【転載終了】
【転載開始】2006年11月07日 17時31分00秒 ギガジンより
永久磁石を回転させて温度を下げる磁気冷凍システム
通常のエアコンや冷蔵庫はフロンガスや代替フロンなどを使用して気体を圧縮・膨張させることで冷やすわけですが、今回の方法は永久磁石を回転させて温度を下げるというもの。
どういう原理かというと、磁性体に磁界を与えると発熱し、磁界を取り去るとその温度が下がる現象を利用したもの。環境にやさしく高効率で省エネが期待できる技術ということなので、まさに未来の技術といった感じです。
そしてこの画期的な技術について、日本の中部電力が世界最高性能の達成で実用化に大きく前進したそうです。すばらしい、やってくれますね……。
詳細は以下の通り。
中部電力 | プレスリリース - 室温磁気冷凍システムの開発について ~世界最高性能の達成で実用化に大きく前進~
この磁気冷凍システム、気体冷凍と比べ
・理論効率に近い運転の実現が期待でき省エネ効果がある
・フロンや代替フロンを用いないため環境にやさしい
・コンプレッサーを用いないため静かで振動も少ないというメリットがあるとのこと。
この画像がその機械です。
今後は、磁気冷凍技術を用いたエアコンや冷蔵庫などの早期実用化をめざし、高い磁気熱量効果を持つ材料の安定製造技術の開発や、さらにコンパクトでより高効率な装置の開発を進めるそうです。これはあらゆる意味で画期的ですね、いい感じです。【転載終了】