エルサレムのイエス。宮から商人を多い出す!!
有名な、イエスの宮での『ご乱行』は、聖書にもいずれの福音書にも書かれてある。例えば
5:マタイによる福音書 / 21章 12節
それから、イエスは宮にはいられた。そして、宮の庭で売り買いしていた人々をみな追い出し、また両替人の台や、はとを売る者の腰掛をくつがえされた。
である。事実であろう。だが、その理由、意味、伝えようとした事を推し量るのは容易でない。
それが、この物語では、容易く理解することが出来る。イエスは、神殿(宮)がいつの間にか形骸化し、その本質を忘れ、単なる市場の一部に成り下がったことを暗に批判したのは間違いないが、それだけではない。
あざやかなデビューを印象づけるために、敢えて執った行動であろうと推察する。神殿(宮)は、祈りの場所である。しかし、今、盗賊の棲み処となっている。しかし、イエスの言いたいことは、この作られた神殿(宮)ではなく、真の神の宮は、心であることは言うまでもない。
<’10-3-5 07:49ケムトレイル特異日!:記事に無関係>
<もう終わっ<rtc></rtc>たモクレン :記事に無関係>
そこで、宮をこぼつ(壊す)決意を示したに違いない。しかし、3日で立派に建て替えると宣言した。これは悔い改めの行動表現である。
これまでの心の中に巣食う利害得失の自己中心性から脱却し、心の中の神性、愛=に目覚めよと言うことを、端的に表現したものだ。ついでに、自らの行く先を暗に明示したものだが、誰一人として気付かない。自らの刑死と復活である。
復活が真実であったと受け入れるには、キリスト信者以外難しいかも知れない。投稿者は信者ではないが、あったと確信している。あり得ると確信している。心の王国は普遍不滅であるからである。その普遍不滅であるところの世界から観れば、この現象界など、丁度、映画のスクリーン上の出来事に過ぎない。
映画のスクリーン上に、人間はいくらでも細工することは可能である。それと同じである。
大切なのは、スクリーン上で我々は生きている。生かされていると言ってもよい。そこで、本質的なものを学んでいるのである。それが『神』あるいは『愛』という言うことが出来よう。
エルサレムのイエス。宮から商人を追い出す。祭司いかる。忠実なユダヤ人としての立場から自己を弁護す。民衆に語る。
ユダヤの過越祭が来て、イエスは母をカペルナウムに残し独りエルサレムに行く。彼はユダと言うサドカイ人の家に留まった。
イエスが宮に行くと、群集は、自分たちが口ーマの束縛から、宮の庭にのがれて、ユダヤの王国を回復し、ダビデの王位に登って支配するであろうと思っている予言者を見ようとして集まって来た。人々はイエスの来るのを見ると、「国王に万歳!」と叫んだ。
しかし、イエスはこれに答えず、神の家に居る両替人を見て悲しだ。宮は商売の店となり、人々は犠牲(いけにえ)にする小羊や鳩を売っていた。
イエスは祭司を呼んで言った、「見よ、あなたたちは僅かな利益のために、神の宮を売り払った。この家は祈祷の場と定められていたのに、今は盗賊の巣窟だ。善と悪が一緒になって、宮に住めるか。それは出来ない。」
それから、イエスは縄で鞭をつくって、商人を追い出し、その台を引っくりかえし、その金銭を床にばらまいた。彼は捕えられている鳥の籠をあけ、小羊をつないだなわから解いてやった。
祭司と律法学者はとび出して来て、彼に危害を加えようとしたが、追かえされた。一般の民衆が彼を守ったからである。祭司たち、「お前たちが王と呼ぶこのイエスとは何人だ。」
民衆、「彼はわれらの予言者が記しているキリスト、イスラエルを救う王です。」
祭司たち、「もしあなたが王とかキリストなら、証拠を示せ。誰があなたに商売人を追い払う権利を与えたか。」
イエス、「忠誠なユダヤ人なら、この宮をけがさせないためには、自分の生命を捧げたくない者はひとりもないだろう。わたしは単に忠誠なユダヤ人として振舞ったばかりだ。そして、あなたがた自身がわたしのために、その事実の証人となるだろう。
わたしがメシヤであることのしるしは、これから言葉と行動となって、わたしについて来るだろう。あなたがたは宮をこぼつかも知れん。そしたら三日にして、前よりも一層立派に建つだろう。」
イエスの言ったこの言葉の意味は、彼らが自分の生命をとるだろう。しかし、聖気の宮なる彼の体をこぼっても、再びよみがえるだろうと言うのであった。
ユダヤ人はイエスの言った言葉の意味が分からず、これをあざけり笑った。「多くの人々が四十六年かかって建てたのに、この若い名もなき者が、六十時問で建てると言うが、二れは無茶なたわごとだ。」
それから彼らは、イエスが人々を追い出し鞭をとって、彼を追い出そうとしたが、たまたま祝祭に出るためにエジプトから来ていたファイロが立ちあがって言った、
「みなの人々よ、イスラエルの人々よ、聞きなさい。この人は人間以上の方だ。あなたがたは行動を慎しむがよい。わたしは親しくイエスの言葉を聞いたが、風はみな収まった。わたしは彼が病人に手を触れたのを見たが、病気はなおった。この人は世の聖賢以上の人だ。
あなたがたは彼の星が昇り、それが丸々と義の太陽となるまで大きくなるのを見るだろう。
人々よ、軽率なことはよすがよい。待ちなさい。やがて彼がメシヤであることを見るだろうから。」
すると祭司たちは鞭をおろした。イエスは言った、「ああ、イスラエルの人々よ、あなたがたの王に逢う準備をするがよい。しかし、あなたがたが罪を貴重な偶像として心にいだいて居る間は、決して王にまみえることは出来ない。王とは神。心の清き者のみが神の聖顔を見ることが出来る。
すると祭司たちは叫び出した、「この奴(やつ)は自身が神だと言い張る。これは神をけがす。追い払っはらてしまえ!」
しかしイエスは言った、「誰もわたしは神だと言ったのを聞いた者はない。われらの父神は王である。わたしはすべての忠誠なユダヤ人と共に神をあがめる。
わたしは道を照らすように点火された神の灯火(ともしび)だ。あなたがたは光のある間に光のなかを歩むがよい。」
【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】
第十四部 イエスのキリスト奉仕者としての第一年
第七十二章 エルサレムのイエス。宮から商人を追い出す。祭司いかる。忠実なユダヤ人としての立場から自己を弁護す。民衆に語る。
1)ユダヤの過越祭が来て、イエスは母をカペルナウムに残し独りエルサレムに行く。
2)彼はユダと言うサドカイ人の家に留まった。
3)イエスが宮に行くと、群集は、自分たちが口ーマの束縛から、宮の庭にのがれて、ユダヤの王国を回復し、ダビデの王位に登って支配するであろうと思っている予言者を見ようとして集まって来た。
4)人々はイエスの来るのを見ると、「国王に万歳!」と叫んだ。
5)しかし、イエスはこれに答えず、神の家に居る両替人を見て悲しだ。
6)宮は商売の店となり、人々は犠牲(いけにえ)にする小羊や鳩を売っていた。
7)イエスは祭司を呼んで言った、「見よ、あなたたちは僅かな利益のために、神の宮を売り払った。
8)この家は祈祷の場と定められていたのに、今は盗賊の巣窟だ。善と悪が一緒になって、宮に住めるか。それは出来ない。」
9)それから、イエスは縄で鞭をつくって、商人を追い出し、その台を引っくりかえし、その金銭を床にばらまいた。
10)彼は捕えられている鳥の籠をあけ、小羊をつないだなわから解いてやった。
11)祭司と律法学者はとび出して来て、彼に危害を加えようとしたが、追かえされた。一般の民衆が彼を守ったからである。
12)祭司たち、「お前たちが王と呼ぶこのイエスとは何人だ。」
13)民衆、「彼はわれらの予言者が記しているキリスト、イスラエルを救う王です。」
14)祭司たち、「もしあなたが王とかキリストなら、証拠を示せ。誰があなたに商売人を追い払う権利を与えたか。」
15)イエス、「忠誠なユダヤ人なら、この宮をけがさせないためには、自分の生命を捧げたくない者はひとりもないだろう。わたしは単に忠誠なユダヤ人として振舞ったばかりだ。そして、あなたがた自身がわたしのために、その事実の証人となるだろう。
16)わたしがメシヤであることのしるしは、これから言葉と行動となって、わたしについて来るだろう。
17)あなたがたは宮をこぼつかも知れん。そしたら三日にして、前よりも一層立派に建つだろう。」
18)イエスの言ったこの言葉の意味は、彼らが自分の生命をとるだろう。しかし、聖気の宮なる彼の体をこぼっても、再びよみがえるだろうと言うのであった。
19)ユダヤ人はイエスの言った言葉の意味が分からず、これをあざけり笑った。
20)「多くの人々が四十六年かかって建てたのに、この若い名もなき者が、六十時問で建てると言うが、二れは無茶なたわごとだ。」
21)それから彼らは、イエスが人々を追い出し鞭をとって、彼を追い出そうとしたが、たまたま祝祭に出るためにエジプトから来ていたファイロが立ちあがって
言った、
22)「みなの人々よ、イスラエルの人々よ、聞きなさい。この人は人間以上の方だ。あなたがたは行動を慎しむがよい。わたしは親しくイエスの言葉を聞い
たが、風はみな収まった。
23)わたしは彼が病人に手を触れたのを見たが、病気はなおった。この人は世の聖賢以上の人だ。
24)あなたがたは彼の星が昇り、それが丸々と義の太陽となるまで大きくなるのを見るだろう。
25)人々よ、軽率なことはよすがよい。待ちなさい。やがて彼がメシヤであることを見るだろうから。」
26)すると祭司たちは鞭をおろした。イエスは言った、
27)「ああ、イスラエルの人々よ、あなたがたの王に逢う準備をするがよい。しかし、あなたがたが罪を貴重な偶像として心にいだいて居る間は、決して王にまみえることは出来ない。
28)王とは神。心の清き者のみが神の聖顔を見ることが出来る。
29)すると祭司たちは叫び出した、「この奴(やつ)は自身が神だと言い張る。これは神をけがす。追い払っはらてしまえ!」
30)しかしイエスは言った、「誰もわたしは神だと言ったのを聞いた者はない。われらの父神は王である。わたしはすべての忠誠なユダヤ人と共に神をあがめる。
31)わたしは道を照らすように点火された神の灯火(ともしび)だ。あなたがたは光のある間に光のなかを歩むがよい。」
【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling 】
SECTION XV
SAMECH<o:p></o:p>
The First Annual Epoch of the Christine Ministry of
Jesus<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
CHAPTER 72<o:p></o:p>
Jesus in Jerusalem. Drives the merchants out of the temple.
The priests resent, and he defends himself from the standpoint of a loyal
Jew. He speaks to the people.<o:p></o:p>
THE
Jewish paschal feast time came and Jesus left his mother in Capernaum and
journeyed to Jerusalem.
2) And he abode with one a Sadducee, whose name was Jude.
3) And when he reached the temple courts the multitudes were there to see the
prophet who the people thought had come to break the yoke of Rome, restore the
kingdom of the Jews, and rule on David's throne.
4) And when the people saw him come they said,
All hail! behold the king!
5) But Jesus answered not; he saw the money changers in the house of
God, and he was grieved.
6) The courts had been converted into marts of trade, and men were selling
lambs and doves for offerings in sacrifice.
7) And Jesus called the priests and said,
Behold, for paltry gain you have sold out the
temple of the Lord.
8) This house ordained for prayer is now a den of thieves. Can good and evil
dwell together in the courts of God? I tell you, no.
9) And then he made a scourge of cords and drove the merchants out; he
overturned their boards, and threw their money on the floor.
10) He opened up the cages of the captive birds, and cut the cords that bound
the lambs, and set them free.
11) The priests and scribes rushed out, and would have done him harm, but they
were driven back; the common people stood in his defense.
12) And then the rulers said,
Who is this Jesus you call king?
13) The people said,
He is the Christ of whom our prophets wrote; he is
the king who will deliver Israel.
14) The rulers said to Jesus,
Man, if you be king, or Christ, then show us signs.
Who gave you right to drive these merchants out?
15) And Jesus said,
There is no loyal Jew who would not give his life
to save this temple from disgrace; in this I acted simply as a loyal Jew, and
you yourselves will bear me witness to this truth.
16) The signs of my messiahship will follow me in words and deeds.
17) And you may tear the temple down (and you will tear it down) and in three
days it will be built again more glorious than before.
18) Now Jesus meant that they might take his life; tear down his body,
temple of the Holy Breath, and he would rise again.
19) The Jews knew not the meaning of his words; they laughed his claims to
scorn. They said,
20) A multitude of men were forty and six years in
building up this house, and this young stranger claims that he will build it up
in three score hours; his words are idle, and his claims are naught.
21) And then they took the scourge with which he drove the merchants
out, and would have driven him away; but Philo, who had come from Egypt to
attend the feast, stood forth and said,
22) You men of Israel, hear! This man is more than
man; take heed to what you do. I have, myself, heard Jesus speak, and all the
winds were still.
23) And I have seen him touch the sick, and they were healed. He stands a sage
above the sages of the world;
24) And you will see his star arise, and it will grow until it is the
full-orbed Sun of Righteousness.
25) Do not be hasty, men; just wait and you will have the proofs of his
messiahship.
26) And then the priests laid down the scourge, and Jesus said,
27) Prepare, O Israel, prepare to meet your king!
But you can never see the king while you press sin as such a precious idol to
your hearts.
28) The king is God; the pure in heart alone can see the face of God and live.
29) And then the priests cried out,
This fellow claims to be the God. Is not this
sacrilege! away with him!
30) But Jesus said,
No man has ever heard me say, I am a king. Our
Father-God is king. With every loyal Jew I worship God.
31) I am the candle of the Lord aflame to light the way; and while you have the
light walk in the light.
【続く】