飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

密約問題は、化けの皮の剥がれ始め!!

2010-03-11 15:40:28 | 植草一秀

『主権者国民レジスタンス戦線』ブログ第37弾!!

化けの皮は、とっくに剥がれていても、
それを根拠で立証しなければならないから、時間がかかる
政権交代だからこそ出来た、これは間違いない!!
しかし、序章に過ぎない
裏金(捜査機密費・調査活動費・官房、外務機密費)はこれからだ......。


 密約は、誰がどう弁解しようとも、歴代自民党政権がウソを吐いていたことは否定できない。途中から、公明党が政権に加わった訳であるが、同罪である。

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 だから、自民党は政権復活はない。公明党も同じである。


 今、民主党政権も攻撃に晒されて、特に検察権力の良いようにされて、世論調査の結果は思わしくないが、それも一時的であろう。民主党が全てではない。要するに、政権交代を否定された訳ではない。その証拠に、自民党の支持率はそれ以上に低迷しているではないか。

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 政権交代を、多くの国民は納得している状況がある。あまりにも国民を愚弄した話が多すぎる。これらはこれから徐々に暴かれて行くであろう。暴かれなくてはいけない。その時、民主党がそれを断行できなければ、それに替わる勢力を結集すればよいだけの話である。


 多くの国民意識はそう感じている。それが無党派層の増大だ。自公政権の復活が決してないという理由だ。民主党も寄り合い所帯であることは否めない。これらはさらに集約される必要がある。又そうなるであろう。

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 しかし、政権交代を実のあるものにするには、結集力が問われる。今は民主党を置いて他にない。これが現状認識である。


 必ず、主権者国民主導の政権樹立が、これからの流れである事は、些かも変わりがない。このことを大局的に理解せず、枝葉末節を論議しても、全く意味を成さない。




 

【転載開始】2010年3月10日 (水)

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日米密約問題の核心は議会制民主主義の蹂躙

日米密約問題を検証してきた外務省の有識者委員会(座長・北岡伸一東大教授)が3月9日、岡田克也外相に報告書を提出した。

報告書では、密約を「公表されている合意や了解と異なる重要な内容を持つもの」と定義した上で、非公開の合意文書が存在する場合を「狭義の密約」、明文化されていないものの、暗黙の合意や了解があるものを「広義の密約」に分類。これに基づき、密約の有無を判定した。

以下に東京新聞配信記事をもとに報告書の概要を記す。

「安保改定時にまとめられた米軍の戦闘作戦行動をめぐっては、朝鮮有事の際は事前協議を免除する非公開の「朝鮮議事録」の存在を確認し、「狭義の密約」と位置付けた。

1972 年の沖縄返還時、本来米側が支払うべき原状回復補償費を日本が肩代わりした事実を認定し、「広義の密約」に当たるとした。密約の根拠とされた吉野文六外務 省アメリカ局長(当時)が米側と交わした文書は発見されなかったが、米側の資料を精査。文書自体は「拘束力なし」と判断した。

沖 縄返還後の核再持ち込みは、密約文書とされてきた「合意議事録」が佐藤栄作元首相の遺品の中から見つかった。しかし、沖縄返還を決めた1969年11月の 日米共同声明を超える秘密の合意はなかったとの理由から「密約とはいえない」と判断した。外務省の関与も確認できず、佐藤内閣以降の内閣への拘束力もない とした。」

「最 大の焦点である1960年の日米安全保障条約改定時の核持ち込みは、明確な文書による合意はないものの、核搭載艦船の日本寄港を黙認する「暗黙の合意」が 形成されていたと判断し、「広義の密約」と認定した。外務省が核持ち込み密約についてメモを作成し、歴代の首相や外相に説明していたことも判明した。

岡田氏は記者会見で、核持ち込み密約の存在を認めた。過去に核搭載艦船が寄港していたかどうかは「疑いを完全に払拭(ふっしょく)することはできない」と指摘。「安保条約上の事前協議がない以上、核持ち込みはない」としてきた従来の政府見解を変更した。」

日本はこれまで、「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」とする非核三原則を掲げてきた。国民に対しては「事前協議の申し入れがない以上、核搭載艦船寄港はない」などの「うそを含む不正直な説明」(有識者委員会)を続けてきた。

ところが実際には、核搭載艦船の寄港を事実上黙認してきたのである。

最大の問題は、これまでの自民党政権が国会において、密約は存在せず、核搭載艦船の寄港はないと繰り返し説明してきたことだ。

日本国憲法の国民主権の大原則に反する許されることのできない重大な問題である。

日本国憲法は国会を国権の最高機関であると定めている。衆参両議院は全国民を代表する選挙された議員で組織される。主権者である国民が国民を代表する者として議員を選出し、この議員によって衆参両議院が組織されるのが国権の最高機関である国会である。

行政権は内閣に属するが、内閣総理大臣は国会議員のなかから国会の議決で指名され、この内閣総理大臣と国務大臣によって組織される。

すべての権力の源泉は国民にある。これが国民主権である。国会議員も内閣総理大臣も主権者である国民の負託を受けた存在であり、当然のことながら、その政治行動は主権者である国民に対する責任を伴うものである。


自民党歴代政権は、これまでの長期にわたり、主権者である国民を欺く行動を取り、国権の最高機関である国会において、国民に対して虚偽の説明を繰り返してきたのだ。民主主義の根本を踏みにじる行動が取り続けられてきたのである。

この問題を最も深刻に受け止めたのは、大平正芳元首相である。日米密約を問題視し、この根本的な矛盾を解消することを検討したが、自民党政治の国民に対する背信性を証明する内容であるだけに、真実は白日の下に晒されず、今日に至った。

昨年8月30日の総選挙を通じて政権交代が実現した。日本史上、初めて民衆の民衆による民衆のための政権が樹立された。この政権交代の実現によって、初めて日米密約の真実が明らかにされる日が来たのである。

国家政策の根幹にかかわる安全保障政策上の重大案件について、国民を欺く行動が取られ、しかも、国会で虚偽の答弁が示され続けてきたことの意味はあまりにも重大である。このようなことがまかり通るのでは、軍隊の文民統制の大原則も完全に有名無実になる。

国会において国民に説明することと、政府が国民の知り得ぬ領域で実行する行動とがかけ離れたのでは、国民主権の大原則も文民統制の大原則も有名無実になる。

国会は歴代首相および外務大臣を証人喚問するべきである。国会において国民に対して意図して虚偽の説明を行うことは犯罪行為である。国民に対する背信、背任行為であると言わざるを得ない。

適用できる法令を用いて、関係者の責任を問う必要がある。

冷戦が激化し、また日本が米国の核の傘の下で安全を確保してきた現実を踏まえれば、政府の対応には止むを得ない面があったとする論評があるが、言語道断のふざけた論評である。

民主主義、法の支配が法治国家、民主主義国家の基本である。政府の外交政策上の必要があるなら、国民に説明し、国民の了解を取る必要があるのだ。国民の意思がNOであるなら、その施策を強行することは許されない。

日米密約問題が明らかにした最重要の事実は、歴代自民党政権が国民に対する背信の政権であったとの歴然たる事実である。

密約がありました、あーそうですかで済ませる問題ではない。

国民の負託を受けた政権が、国会で虚偽を述べ続け、安全保障政策上の基本事項について国民を欺く行動を取り続けてきたことが明らかになったのだ。

密約に伴う国民に対する背信行為に関与した歴代首相、外務大臣、外務省・防衛省職員に対して、まずは例外なく証人喚問を実施するべきだ。そのうえで適正に法令に基づく責任追及を実行するべきだ。

法治国家、議会制民主主義国家において、このような背信行為が容認されるなら、法治国家の名も、議会制民主主義国家の名も有名無実になる。

密約の内容もさることながら、国会で虚偽が押し通され、主権者である国民を欺く行動が放置され続けてきたことが重大である。その責任が厳正に問われなければ、議会制民主主義は絵に描いた餅になる。国会のおける適正な責任追及が強く求められる。【転載終了】


不思議な少年!! その73

2010-03-11 14:52:37 | 物語

 エルサレムのイエス。宮から商人を多い出す!! 


 有名な、イエスの宮での『ご乱行』は、聖書にもいずれの福音書にも書かれてある。例えば

5:マタイによる福音書 / 21章 12節
それから、イエスは宮にはいられた。そして、宮の庭で売り買いしていた人々をみな追い出し、また両替人の台や、はとを売る者の腰掛をくつがえされた。
 

である。事実であろう。だが、その理由、意味、伝えようとした事を推し量るのは容易でない。


 それが、この物語では、容易く理解することが出来る。イエスは、神殿(宮)がいつの間にか形骸化し、その本質を忘れ、単なる市場の一部に成り下がったことを暗に批判したのは間違いないが、それだけではない。


 あざやかなデビューを印象づけるために、敢えて執った行動であろうと推察する。神殿(宮)は、祈りの場所である。しかし、今、盗賊の棲み処となっている。しかし、イエスの言いたいことは、この作られた神殿(宮)ではなく、真の神の宮は、心であることは言うまでもない。

 

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<’10-3-5 07:49ケムトレイル特異日!:記事に無関係>  

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もう終わっ<rtc></rtc>たモクレン :記事に無関係

 そこで、宮をこぼつ(壊す)決意を示したに違いない。しかし、3日で立派に建て替えると宣言した。これは悔い改めの行動表現である。


 これまでの心の中に巣食う利害得失の自己中心性から脱却し、心の中の神性、愛=に目覚めよと言うことを、端的に表現したものだ。ついでに、自らの行く先を暗に明示したものだが、誰一人として気付かない。自らの刑死と復活である。


 復活が真実であったと受け入れるには、キリスト信者以外難しいかも知れない。投稿者は信者ではないが、あったと確信している。あり得ると確信している。心の王国は普遍不滅であるからである。その普遍不滅であるところの世界から観れば、この現象界など、丁度、映画のスクリーン上の出来事に過ぎない。


 映画のスクリーン上に、人間はいくらでも細工することは可能である。それと同じである。


 大切なのは、スクリーン上で我々は生きている。生かされていると言ってもよい。そこで、本質的なものを学んでいるのである。それが『神』あるいは『愛』という言うことが出来よう。


 

エルサレムのイエス。宮から商人を追い出す。祭司いかる。忠実なユダヤ人としての立場から自己を弁護す。民衆に語る。



 ユダヤの過越祭が来て、イエスは母をカペルナウムに残し独りエルサレムに行く。彼はユダと言うサドカイ人の家に留まった。


 イエスが宮に行くと、群集は、自分たちが口ーマの束縛から、宮の庭にのがれて、ユダヤの王国を回復し、ダビデの王位に登って支配するであろうと思っている予言者を見ようとして集まって来た。人々はイエスの来るのを見ると、「国王に万歳!」と叫んだ。


 しかし、イエスはこれに答えず、神の家に居る両替人を見て悲しだ。宮は商売の店となり、人々は犠牲(いけにえ)にする小羊や鳩を売っていた。


 イエスは祭司を呼んで言った、「見よ、あなたたちは僅かな利益のために、神の宮を売り払った。この家は祈祷の場と定められていたのに、今は盗賊の巣窟だ。善と悪が一緒になって、宮に住めるか。それは出来ない。」


 それから、イエスは縄で鞭をつくって、商人を追い出し、その台を引っくりかえし、その金銭を床にばらまいた。彼は捕えられている鳥の籠をあけ、小羊をつないだなわから解いてやった。


 祭司と律法学者はとび出して来て、彼に危害を加えようとしたが、追かえされた。一般の民衆が彼を守ったからである。祭司たち、「お前たちが王と呼ぶこのイエスとは何人だ。」


 民衆、「彼はわれらの予言者が記しているキリスト、イスラエルを救う王です。」


 祭司たち、「もしあなたが王とかキリストなら、証拠を示せ。誰があなたに商売人を追い払う権利を与えたか。」


 イエス、「忠誠なユダヤ人なら、この宮をけがさせないためには、自分の生命を捧げたくない者はひとりもないだろう。わたしは単に忠誠なユダヤ人として振舞ったばかりだ。そして、あなたがた自身がわたしのために、その事実の証人となるだろう。


 わたしがメシヤであることのしるしは、これから言葉と行動となって、わたしについて来るだろう。あなたがたは宮をこぼつかも知れん。そしたら三日にして、前よりも一層立派に建つだろう。」


 イエスの言ったこの言葉の意味は、彼らが自分の生命をとるだろう。しかし、聖気の宮なる彼の体をこぼっても、再びよみがえるだろうと言うのであった。


 ユダヤ人はイエスの言った言葉の意味が分からず、これをあざけり笑った。「多くの人々が四十六年かかって建てたのに、この若い名もなき者が、六十時問で建てると言うが、二れは無茶なたわごとだ。」


 それから彼らは、イエスが人々を追い出し鞭をとって、彼を追い出そうとしたが、たまたま祝祭に出るためにエジプトから来ていたファイロが立ちあがって言った、

「みなの人々よ、イスラエルの人々よ、聞きなさい。この人は人間以上の方だ。あなたがたは行動を慎しむがよい。わたしは親しくイエスの言葉を聞いたが、風はみな収まった。わたしは彼が病人に手を触れたのを見たが、病気はなおった。この人は世の聖賢以上の人だ。


 あなたがたは彼の星が昇り、それが丸々と義の太陽となるまで大きくなるのを見るだろう。

 人々よ、軽率なことはよすがよい。待ちなさい。やがて彼がメシヤであることを見るだろうから。」


 すると祭司たちは鞭をおろした。イエスは言った、「ああ、イスラエルの人々よ、あなたがたの王に逢う準備をするがよい。しかし、あなたがたが罪を貴重な偶像として心にいだいて居る間は、決して王にまみえることは出来ない。王とは神。心の清き者のみが神の聖顔を見ることが出来る。


 すると祭司たちは叫び出した、「この奴(やつ)は自身が神だと言い張る。これは神をけがす。追い払っはらてしまえ!」


 しかしイエスは言った、「誰もわたしは神だと言ったのを聞いた者はない。われらの父神は王である。わたしはすべての忠誠なユダヤ人と共に神をあがめる。

 わたしは道を照らすように点火された神の灯火(ともしび)だ。あなたがたは光のある間に光のなかを歩むがよい。」


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】  

            

  第十四部 イエスのキリスト奉仕者としての第一年
 


第七十二章 エルサレムのイエス。宮から商人を追い出す。祭司いかる。忠実なユダヤ人としての立場から自己を弁護す。民衆に語る。


1)ユダヤの過越祭が来て、イエスは母をカペルナウムに残し独りエルサレムに行く。

2)彼はユダと言うサドカイ人の家に留まった。

3)イエスが宮に行くと、群集は、自分たちが口ーマの束縛から、宮の庭にのがれて、ユダヤの王国を回復し、ダビデの王位に登って支配するであろうと思っている予言者を見ようとして集まって来た。

4)人々はイエスの来るのを見ると、「国王に万歳!」と叫んだ。

5)しかし、イエスはこれに答えず、神の家に居る両替人を見て悲しだ。

6)宮は商売の店となり、人々は犠牲(いけにえ)にする小羊や鳩を売っていた。

7)イエスは祭司を呼んで言った、「見よ、あなたたちは僅かな利益のために、神の宮を売り払った。

8)この家は祈祷の場と定められていたのに、今は盗賊の巣窟だ。善と悪が一緒になって、宮に住めるか。それは出来ない。」

9)それから、イエスは縄で鞭をつくって、商人を追い出し、その台を引っくりかえし、その金銭を床にばらまいた。

10)彼は捕えられている鳥の籠をあけ、小羊をつないだなわから解いてやった。

11)祭司と律法学者はとび出して来て、彼に危害を加えようとしたが、追かえされた。一般の民衆が彼を守ったからである。

12)祭司たち、「お前たちが王と呼ぶこのイエスとは何人だ。」

13)民衆、「彼はわれらの予言者が記しているキリスト、イスラエルを救う王です。」

14)祭司たち、「もしあなたが王とかキリストなら、証拠を示せ。誰があなたに商売人を追い払う権利を与えたか。」

15)イエス、「忠誠なユダヤ人なら、この宮をけがさせないためには、自分の生命を捧げたくない者はひとりもないだろう。わたしは単に忠誠なユダヤ人として振舞ったばかりだ。そして、あなたがた自身がわたしのために、その事実の証人となるだろう。

16)わたしがメシヤであることのしるしは、これから言葉と行動となって、わたしについて来るだろう。

17)あなたがたは宮をこぼつかも知れん。そしたら三日にして、前よりも一層立派に建つだろう。」

18)イエスの言ったこの言葉の意味は、彼らが自分の生命をとるだろう。しかし、聖気の宮なる彼の体をこぼっても、再びよみがえるだろうと言うのであった。

19)ユダヤ人はイエスの言った言葉の意味が分からず、これをあざけり笑った。

20)「多くの人々が四十六年かかって建てたのに、この若い名もなき者が、六十時問で建てると言うが、二れは無茶なたわごとだ。」

21)それから彼らは、イエスが人々を追い出し鞭をとって、彼を追い出そうとしたが、たまたま祝祭に出るためにエジプトから来ていたファイロが立ちあがって 言った、

22)「みなの人々よ、イスラエルの人々よ、聞きなさい。この人は人間以上の方だ。あなたがたは行動を慎しむがよい。わたしは親しくイエスの言葉を聞い たが、風はみな収まった。

23)わたしは彼が病人に手を触れたのを見たが、病気はなおった。この人は世の聖賢以上の人だ。

24)あなたがたは彼の星が昇り、それが丸々と義の太陽となるまで大きくなるのを見るだろう。

25)人々よ、軽率なことはよすがよい。待ちなさい。やがて彼がメシヤであることを見るだろうから。」

26)すると祭司たちは鞭をおろした。イエスは言った、

27)「ああ、イスラエルの人々よ、あなたがたの王に逢う準備をするがよい。しかし、あなたがたが罪を貴重な偶像として心にいだいて居る間は、決して王にまみえることは出来ない。

28)王とは神。心の清き者のみが神の聖顔を見ることが出来る。

29)すると祭司たちは叫び出した、「この奴(やつ)は自身が神だと言い張る。これは神をけがす。追い払っはらてしまえ!」

30)しかしイエスは言った、「誰もわたしは神だと言ったのを聞いた者はない。われらの父神は王である。わたしはすべての忠誠なユダヤ人と共に神をあがめる。

31)わたしは道を照らすように点火された神の灯火(ともしび)だ。あなたがたは光のある間に光のなかを歩むがよい。」


【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION XV

SAMECH<o:p></o:p>

The First Annual Epoch of the Christine Ministry of Jesus<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

CHAPTER 72<o:p></o:p>

Jesus in Jerusalem. Drives the merchants out of the temple.
The priests resent, and he defends himself from the standpoint of a loyal Jew. He speaks to the people.
<o:p></o:p>

THE Jewish paschal feast time came and Jesus left his mother in Capernaum and journeyed to Jerusalem.
2) And he abode with one a Sadducee, whose name was Jude.
3) And when he reached the temple courts the multitudes were there to see the prophet who the people thought had come to break the yoke of Rome, restore the kingdom of the Jews, and rule on David's throne.
4) And when the people saw him come they said,
All hail! behold the king!
5) But Jesus answered not; he saw the money changers in the house of God, and he was grieved.
6) The courts had been converted into marts of trade, and men were selling lambs and doves for offerings in sacrifice.
7) And Jesus called the priests and said,
Behold, for paltry gain you have sold out the temple of the Lord.
8) This house ordained for prayer is now a den of thieves. Can good and evil dwell together in the courts of God? I tell you, no.
9) And then he made a scourge of cords and drove the merchants out; he overturned their boards, and threw their money on the floor.
10) He opened up the cages of the captive birds, and cut the cords that bound the lambs, and set them free.
11) The priests and scribes rushed out, and would have done him harm, but they were driven back; the common people stood in his defense.
12) And then the rulers said,
Who is this Jesus you call king?
13) The people said,
He is the Christ of whom our prophets wrote; he is the king who will deliver Israel.
14) The rulers said to Jesus,
Man, if you be king, or Christ, then show us signs. Who gave you right to drive these merchants out?
15) And Jesus said,
There is no loyal Jew who would not give his life to save this temple from disgrace; in this I acted simply as a loyal Jew, and you yourselves will bear me witness to this truth.
16) The signs of my messiahship will follow me in words and deeds.
17) And you may tear the temple down (and you will tear it down) and in three days it will be built again more glorious than before.
18) Now Jesus meant that they might take his life; tear down his body, temple of the Holy Breath, and he would rise again.
19) The Jews knew not the meaning of his words; they laughed his claims to scorn. They said,
20) A multitude of men were forty and six years in building up this house, and this young stranger claims that he will build it up in three score hours; his words are idle, and his claims are naught.
21) And then they took the scourge with which he drove the merchants out, and would have driven him away; but Philo, who had come from Egypt to attend the feast, stood forth and said,
22) You men of Israel, hear! This man is more than man; take heed to what you do. I have, myself, heard Jesus speak, and all the winds were still.
23) And I have seen him touch the sick, and they were healed. He stands a sage above the sages of the world;
24) And you will see his star arise, and it will grow until it is the full-orbed Sun of Righteousness.
25) Do not be hasty, men; just wait and you will have the proofs of his messiahship.
26) And then the priests laid down the scourge, and Jesus said,
27) Prepare, O Israel, prepare to meet your king! But you can never see the king while you press sin as such a precious idol to your hearts.
28) The king is God; the pure in heart alone can see the face of God and live.
29) And then the priests cried out,
This fellow claims to be the God. Is not this sacrilege! away with him!
30) But Jesus said,
No man has ever heard me say, I am a king. Our Father-God is king. With every loyal Jew I worship God.
31) I am the candle of the Lord aflame to light the way; and while you have the light walk in the light.

【続く】