ギリシャの暴動は、ユーロを暴落させ、
ニューヨーク市場を直撃した!
しかし、今に始まった訳ではない。今まで良く隠しおおせたものだ......。
それが、顕れ始めたに過ぎない。
スペイン、ポルトガルに続くであろう。やがて、アメリカを崩壊させる。時間の問題だ。それは、リーマンショック以来の粉飾が今に続いていて、少しも改善されていない所にある。否、それ以前のサブプライムからの流れだ。
その粉飾された欠損が、とりあえず資本注入の形で国庫からむしり取られたと言うのが真相だ。だから、国庫破綻が目前に迫っている。日本でも同じだ。日本の金融機関の実損失はそんなに大きくはないと言われていたが、経済水脈はつながっている。結局は同じだ。
財政出動で、多額の赤字を余儀なくされた。
最悪は米国で、次いで欧州であることは明白だ。米国は基軸通貨国家だから、しばらくは隠しおおせるだろうが、行く末は決まっている。欧州は弱小国家にしわ寄せが早く露呈したに過ぎない。
これで収まるはずがない。これからが始まりだ。何せ、その額は天文学的だ。そして、それは実経済金額ではない。博打のレート金額だ。胴元が寺銭を稼いで尚かつ、一人勝ちしたあぶく銭だ。それを被ったのは、世界の金融機関であり、保険会社であり、餌につられて投資(投機)した諸々の企業・団体・機関投資家だ。
その一部を国庫で資本注入して、金融崩壊を防いだが、大半は未処理のままだ。そして、未だに夢を煽って居るが、パイは以前より大きくはならない。だから、破綻する。ネズミ講と大差ない。
その胴元の欠片(かけら)が捜査対象になった。ゴールドマンサックスだ。それは、しかし、欠片(かけら)に過ぎない。胴元のさらに胴元が、きっと居る。それが挙げられない以上、失われた巨額の損失の処理は出来ないだろう。
多分、これは大胴元の計画だろう。すでに証文(証券)以外の実物(額)は、オフショアあたりに隠し終わっているだろう。だから、金価格が上昇し、美術品が馬鹿価格で落札される。馬鹿価格で買われる以外の中途半端な贅沢品は見向きもされない。
いよいよ、最終段階に突入した。こう観て間違いはあるまい。
果たして、世界中の国家破綻に成功するであろうか。大恐慌を演出できるであろうか。そして、その後のNWO(ニューワールドオーダー)に組み込み成功するであろうか。その前の物理的国家殲滅の戦いを惹起できるであろうか。
その正否は兎も角、世界はその方向に邁進していることは間違いない。懲りない、執拗な企みが切って落とされるか?
【転載開始】崩壊に向かう世界経済
現在、判明しているだけで、サブプライム、ヘッジファンド等々で、民間金融機関・企業等に「開いた損失 の穴」が、7000兆円。
現在の世界全体のGDPが、5400兆円。
世界全体が年間に「稼ぎ出す資金を全て投入しても、穴が埋まらない」。
G20 で、世界中で500兆円の資金投入を決定したが、ケタが違っている。
この政府による投入資金を税金で徴収=課税すると、間違いなく世界中 で暴動が起こる。
増税しないためには政府が密かに紙幣を印刷し、それで投入資金を「捏造」するしか方法が無い。
紙幣を乱 発すると紙幣価値が下がり、物価が急騰する。
米国ドル、米国債を中心に、やがて世界各国通貨・債券・株式への信用不安が起こり、大規模な金融パニックへと突入する危険性が増している。【転載終了】