福島第一原発4号炉の冷却停止事故は、
事無きを得たが、
情報開示はなきに等しい・・・
原子力事故に関して、情報隠蔽は著しい!!
それに対比して、池田整治氏の正論は新鮮だ!!
とはいえ、当然の話である。それが新鮮に見えるのは、如何に今が狂っている状況であることを示して余りある。
隠したいのである。隠したい理由があるのである。隠したいことを目論んであるからである。
原発再稼働は、理由の如何を問わず、推進したい理由があるからである。
そう言うことから、終熄は2の次なのである。そう感じざるを得なくなる。
実際、それが原因で決定的な解決が大幅に遅れている。そして、危機が継続している。危機が内包されたままで、再稼働が強引に推進されている。
反対運動が一層高まるのは必至である。もはや、正論は封じられ、虚論が賑わい、辻褄合わせだけが横行し、人々の鬱積が高まる。行くところまで行くであろう。
池田整治氏「福島原発ではいま?」第2弾 WF201205ダイジェスト版
先月の冷却停止事故であるが、装置の故障ではあるまい。放射能下の性急な工事のために、冷却水送水ホースがあちこちで寸断された結果であろう。
2012.06.26_11.59--12.59(TBS_JNN)
経費の節減のためか、緊急性のためか、理由は知れないが、鉄管パイプを使用しないで、サクションホースを施設したための予見された結果だ。
それにしても普通は養生して工事するものであるが、それが出来ていないと言うことは、作業員の質に問題があろう。つまり、寄せ集めを示唆している。それとも養生する事も出来ないほど、高放射線量を示していたか、いずれかであろう。
ずいぶん上部構造物を除去したものだ。これは一理ある。それだけ建物破損が著しいことを示している。何時崩壊しても可笑しくない状況を暗示している。
だんだん上部を解体しているのであろう。何故、そう言う基本的な情報開示をしないのだろう。
この体質が、事故直後の放射能被曝を招いた。これからも何時何が進行しているのか、全く分からないまま、推移しているのである。
<最近の4号炉:直近ではない。>
<去年の4号炉>