飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

不食の驚異―飲まず、食わず、出さず!? 70年間“不食”―

2016-09-24 06:04:19 | エッセイ風

まことに世間は広いと言わなければならない・・・!
不食とは断食とは基本から違う・・・
食を絶つのではなく、
食を必要としないのであろう・・・。
何故?

 

結構日本にも居る様である。

「食べない人たち」という本も出版されている様であるから、

参照されると良いのであるが、

本当に食べない人々が居る。

食べない人たち
クリエーター情報なし
マキノ出版

 

それに依ると、

食べなくても全く良いようである。

むしろ食べると、

身体が重くなり、

眠気を催し機能が低下するという。

食べない生活に慣れてくると、

やたらと時間が持て余してしまう感覚になって、

そこが一番厄介な問題で、

ついご相伴に与ることもあるが、

基本食べないことを生活信条にして暮らしている・・・。

 

食べなくなると、

次第にお腹が空く事もなくなり、

むしろ活気に満ちてくると言うから不思議である。

ということは、

エネルギーは食からだけではないという雰囲気だ。

 

腹八分、医者いらずとは昔からの諺であるが、

実際は腹6分というのが正しいらしい。

一食で平気な人たちも多い。

むしろ、その方が健康に良さそうである。

 

それにしても、

「飲まず、食わず、出さず」とは恐れ入った話で、

常人には真似をすることが出来ない話であるが、

飽食はよろしくないということは実感できる。

通常、

2食主義を貫いてきた一人としては、

少しは同感できるのである。

 

食べるということは、

エネルギーを食から得ていることには間違いない。

普通は、

そのシステムで全てが生きている。

ところが、

不食になると、

直接空間からエネルギーを得ているのかなと話になるが、

強ち否定できない。

生命力という言葉があるが、

このエネルギーの総量が食事のカロリーとイクオールというのは、

理解できない。

それ以上の何かがある。

 

例えば、

運動するにしても、

思考するにしても、

飽食すると機能が低下することは実感できる。

むしろ、

大事の前には食を細くする傾向が人間にはある。

動物もそうだと思う。

 

フリーエネルギーがあるとしたら、

生物学的なフリーエネルギーの秘訣が、

不食にはあるのかもしれない。

プラーナとか氣とかいう言葉があるが、

それらは食には無関係だ。

そして、

それがあってこそ、

元気も活気も生まれる。

 

本当の生命力が発揮されると、

本当に食事が不要になる時機が到来するかもしれない。

少なくとも、

食わなければならないという、

一種の束縛から離脱することが出来れば、

相当な余裕が生まれることは間違いがない。

 

さりとて、

食は一つの楽しみでもあるから、

一概に否定するつもりもないのは当然である。

わが子や孫には、

「やれ食え、やれ飲め」と勧めたがるのも、

人情である。

Snippet from "IN THE BEGINNING THERE WAS LIGHT" - Yogi Prahlad Jani

【転載開始】

飲まず、食わず、出さず!? 70年間“不食”で生きる聖者を15日間監視した結果がヤバすぎる!!
2016.06.13

 インドには70年間、飲食を一切せずに生きる、驚異のおじいちゃんサドゥ(ヒンズー教の苦行者)がいるという。複数の海外オルタナティブ・ニュースサイトが報じた。


■1940年以来、あらゆる飲食を絶つ

 紅いサリーを身にまとい、ゴールドの鼻ピアスやイヤリングで女行者のように盛装する老人――彼の名はプララド・ジャニ氏。1929年8月13日生まれというから、今年87歳のはずだ。

 ジャニ氏は7歳のとき、ラージャスターン州にある実家を離れ、ジャングルに住み着くようになったという。そんな彼が11歳になったある真夜中、信じられない神秘体験をすることになる。ジャニ氏いわく「3人の女神、カリ、ラクシュミー、サラスワティーが姿を現した」というのだ。

 彼女たちは指先をジャニ氏の唇に押し当て、「もう二度と食べることに憂う必要はない」と告げたが、それがすべての始まりだったと話す。そして1940年以来、ジャニ氏は一切の飲食を断って生活しているらしい。

yogiprahladjani1.JPG

プララド・ジャニ氏 画像は「YouTube」より

 もちろん、にわかに信じられない話で、信ぴょう性を怪しむ声も日毎に大きくなっていった。そこで2003年11月、ジャニ氏が本当に不食なのかどうかを調べる前代未聞の科学実験が、インド西部アーメダバードにあるスターリング病院で、医療チーム30名が監視するなか行われた。

 10日間にわたる観察期間中、ジャニ氏は24時間の厳戒態勢でモニターされた。結論からいえば、ジャニ氏は食べ物、飲み物を口にしないばかりでなく、なんと排便も排尿も一切しなかったのだ。つまり、水一滴口にせず、排泄も起きなかったことになる。これには関係した科学者たち全員が仰天した。

 実験に立ち会った放射線科医のサンジャイ・メータ医師は「膀胱に尿の造影が認められたが、それは再び膀胱内で吸収されてしまった」と驚きを隠さない。また、ドイツ・ウィーン医科大学のアントン・ルガー教授は代謝機能の専門家だが、「まったく信じられない。彼の存在自体が『高濃度の尿毒性排泄物そのもの』ってことになります」と頭を抱える。

 通常、人間は3、4日飲食も排尿もしなければ、血圧が危険レベルにまで上昇するとされる。だが、ジャニ氏は10日間を通じて安定していたという。 さらに人間は適切な環境にいる場合、10~15日くらいは水なしでも生きられることになっているが、水分を取らず、また排尿もしないとなれば、だいたい 4~6日で死んでしまうはずなのだ。

yogiprahladjani2.JPG

観察期間中のジャニ氏 「Daily Mail」の記事より

■日光がエネルギー源の可能性も

 2010年、スターリング病院では2度目の実験が行われた。今度はインド国防省が主導して総勢36人の監視のもと、15日間実施された。監視カメラにはジャニ氏が、いっさい口から飲食していない様子が映しだされ、毎日の血液検査、CTスキャンでも異常はなく、着ている服やベッドシーツからも尿の形跡はまったく発見できなかったという。

 実験中、最初の7日間は液体と完全に隔離した状況にジャニ氏を置き、8日目になってうがいと入浴が許可されたのだが、その際も入浴前後に水の量が減っていないか徹底的に計測された。だが、結果は前回同様となってしまった。

 この実験結果について、アーメダバード医師会会長のユーマン・ダルビ医師は「科学の歴史が塗り替えられるほどの驚異」と発表しており、神経学者のサディール・シャー博士は「ジャニ氏の体内で一体なにが起こっているのかまったくわかりません。ですが、彼は飢餓や喉の渇きに対し超人的な適応能力を発揮しています。もしかすると、日光がエネルギー源の可能性もあります」と持論を展開している。

 今後は、インド国防省傘下にある研究開発機構が、さらなる実験を通して研究結果を明らかにすると伝えている。ジャニ氏を調査することで、極限状態 に置かれた際の兵士や宇宙飛行士たちが、飲食をせずに生き延びる方法を見いだせるかもしれないと期待を寄せているということだ。
(文=佐藤Kay)【転載終了】