おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

新生活はじまりました

2012年04月16日 | 日頃
この4月より業務も変わり、勤務先も変わり、新たな会社生活を始めている。
と言っても、転職ではなく異動だ。
いまどき自分のようなおっさんが、簡単に転職等できようもない。
担当業務が業績不振にあえぎ、新部署に統合されたことにより、私は旧部署より放出された。
それにより、実は残ったメンバーには羨ましがられる職場となったが、私から見れば残ってHobbyの世界を業務とできることは、この上ない幸せだと思う。
何よりダイナミックで、楽しい。
自分は、安泰と引き換えに楽しみを失ったと言える。
まぁ安泰と言っても、Hobby部門と比べてということで、目くそ鼻くそのようなたとえだろうか。

会社の業績が不振になると、日本の企業ではリストラの名のもとに、解雇を行う。
旧部署でも統合と前後して、何人もの仲間が会社を去って行った。
笑顔で会社を去って行った人などいない。
その涙を浮かべている人たちの顔を思い浮かべながら、今固まりつつあるこれからの自分のモチベーションテーマだけど、「一人でも多く解雇からメンバーを救いたい」にしようかと考えている。
Hobbyでいっぱしのブランドを築き上げたいという個人的テーマから、大きな方針転換になってしまうが、業務を遂行するに当たりそのような個人的テーマがないとモチベーションが上がらない。
どこの職場でも、合言葉のように「明るく・楽しく・元気良く」などとほざいているが、そもそも目的意識がない職場には実現は困難なものだと思う。
そのモチベーションも公私のバランスが必要で、私的モチベーション、例えば立身出世などが、公的モチベーション、例えば会社の業務を通じて、、、を実現したいというものより、低いのが望ましいと思う。特に前者がマネジメントの地位に就くと、往々にして会社の判断を誤らせることがあるからだ。私が所属していた旧部署の清算は、そのためだったと思っている。

新たな勤務地で新たな業務を、新たな気持ちで取り組む。新入社員のような新生活をこの歳になって改めて迎えている自分は幸せだと思う。
コメント
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