ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

巣立ちの時・・・

2006年04月01日 11時43分03秒 | ひげ団子のつぶやき

今朝、娘は入社式の為、旅立った
名古屋で入社式後、三重県鳥羽で一週間の研修、その後勤務地へ・・・
長い間住んだこの街を離れて暮らすことになる
サスケにしばしのお別れをして家を出る娘

玄関で見送る私の母が目がうるんでいる・・・(´;ω;`)ノ

会社規定のお団子ヘアーでキリリとしているけれど、娘の胸の中は不安でいっぱいで壊れそうなのがわかる
この街で生まれて育って、初めて違う地に住むことになる
見慣れた六甲山の山並みと育った街を電車の窓から眺める娘・・・
その横顔を黙って見ていると胸がいっぱいになる
私はもう少し手元にとどめておきたい気持ちを抑える
もう娘の巣立ちの時なのだ
娘の人生は私のものではないと一生懸命に自分に言い聞かせる
自分の足で自分の人生を歩いていかなければならないのだ
巣立たせないといけないのだと自分に言い聞かせる

新大阪から新幹線に乗り込む娘・・・
この一歩はとても大きな一歩 大きく飛び立つ一歩

笑顔で乗り込んだ娘・・・
たくさんの事を伝えたいのに、もう胸がいっぱいで何を言ったらいいのかわからない
握手して黙ってしまう
発車を知らせるベルの音・・・
「お見送りの方は柵の内側までお下がりください」と言うアナウンス
ついに娘の手を離す時がきた
娘が、私のうるんだ目を見て「ママ・・・」と言って泣きそうな顔になる 泣いたらあかんよぉ・・・
「元気で・・・」私の口から出てきた言葉はたったそれだけ
こらえていた涙がこぼれそうだ あかん、泣いたらあかん
笑顔で手を振る 泣きながら笑顔で手を振る
「行ってきます!」そう言って座席に走って座ってもう一度こちらを向いて手を振った
そして、反対側の窓を向いたまま行ってしまった・・・


夢と不安で壊れそうな娘を乗せて新幹線「のぞみ62号」は行ってしまった

娘が生まれて、大事に抱いて育てて
歩くようになって、手をひいてあるいて
寄り添いながら、少しずつ私から離れて
ついに巣立ちの時
そっと背中を押して飛び立たせた
上手に羽ばたけ! 
うまく風にのって飛べるかな・・・
次に会える時は、輝く笑顔だといいな・・・

旅立ちの春・・・きっとこんな親子がたくさんいるんだろうな
親の気持ちはみんな一緒なんだろうな