昨日は六甲全山縦走路を走ってきました。
須磨浦公園から宝塚まで全長約54キロ。
前々からずっとトライしてみたかった。
トレランの楽しさを教えてくれた友達が是非とも一度走ってみるようにと言っていた。
山を登ったり下ったりまた登って下って・・・いくつもの山を越えます。
六甲山の最高峰を越えて宝塚へ・・・。
とても過酷
実は昨日は六甲全山縦走の大会が行われる日だったのです。
私達はエントリーしていませんが、人が多いと道に迷わないので便乗させてもらいました。
スタートの時間の写真は撮り忘れちゃた(* ̄‥ ̄*)ゝ
6:50にスタート
今回は職場の陸上部の部長と。
霞んでいますが後ろに明石海峡大橋が見えています。
長い階段や住宅街も走ります。
横尾山 7:54
須磨アルプス。
後ろを歩いていた男性は高所恐怖症でかなりビビッていました
( ̄∀ ̄)私達は高いところ平気♪ ヒョイヒョイヒョイっと♪
人が多くて迷わないけれど、何度も渋滞し立ち止まり時間のロスがある。
私はランニングをしているので多少健脚に自信ありだったけれど
一般のハイカーもなかなかの健脚で驚く。
渋滞していて走れない。
妙法寺 8:43
鵯越駅 9:54
浄水所 10:10
菊水山10:51 鍋蓋山11:43 きつい登りで渋滞が続いて思うように進めなかった。
途中友達が持たせてくれたタイムスケジュールを見て参考にする。
迷いやすい箇所の案内図も持たせてくれている。
大龍寺に12:09 パンとおにぎりとみかんでお昼ご飯にする(๑´ڡ`๑)
この頃はまだ元気いっぱいだなぁ。
市ヶ原12:34
予定では市ヶ原で帰ろうと思っていた。
まだ行けそうなので摩耶山まで行ってその後を考えることにした。
摩耶山で写真を撮ってくれたトレランの男性が
「この先はこれまで程のきつい所はないですよ♪」と言った。
私達は宝塚を目指すことにした
六甲山上を走る。
疲れた脚にアスファルトがきつい。
イテテテ・・・あちこちの筋肉がすごく痛い きつい
ふと思い出し、頭の中で反すうしていたマントラ
Pain is inevitable. Suffering is optional.
痛みは避けがたいが 苦しみはオプショナル(こちら次第)
村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」より
あきらめずに宝塚までなんとしても行きたくなっている。
トレランを薦めてくれた友人に「宝塚まで行けた!」って伝えたい。
途中、脚がコムラガエリ起こしそうになって痙攣止めのお薬をのんだ。
どこも傷めていないけれどあちこちの筋肉が悲鳴をあげている
硬いアスファルトの道を走れなくて、歩いてしまうでも前へ進め!進め!
頑張らなくては日が暮れてしまう。
日暮れ後の山の暗さは避けたい。
六甲山頂 一軒茶屋は16:19
そこからの道は一人で何度も走っている道。
距離感がわかるし俄然元気が出てきて走れるところはタッタカ走る
途中からまた渋滞、とうとう日が暮れて真っ暗になる。
ヘッドライトをつけて進む。
日没と急な下りとぬかるみで写真がほとんど撮れなかった。
塩尾寺に着いたのは18:24
ここから宝塚駅まではアスファルトのきつい下り坂。
念のために持っていたストックをここから使うことにした。
あぁやっと宝塚の街が見えたヽ(*´∀`*)ノ
この高台が大会のゴールになっていた。
参加者ではないけれど、記念写真を撮らせてもらった
そして阪急宝塚駅に19:03到着
長い過酷な一日が終わった。
体は酷使してズタボロだったけど心は晴れやか♪
念願の全山縦走できた!
私はロードよりもトレランの方が好きだ。
トレランを教えてくれた友人に感謝する。
澄んだ空気の山の中を走る。
急な登り坂、見上げるとどこまで続いているのかと思う
でもそんな苦しみもマラソン同様いつまでも続かない、越えていく!!
54キロもの山道を駆ける。
友人が電話をくれた。
「結局 宝塚まで行けたよ♪」私がそう言うと「わっ!やった♪やった♪」自分のことのように喜んでくれた。
(o´ω`o)へへへ 嬉しい
須磨浦公園から宝塚まで完走した・・・ ジワジワと喜びを実感する。
次は渋滞のない時に自分のペースで走ってみようっと
あ・・・こんなズタボロ筋肉痛のクセにもう次のことを考えている