三日目 10/13
蝶ヶ岳→上高地→おうち
ほとんど眠れなかった(〃´o`)=3 フゥ
双子、暗いうちからコソコソと相談し「水筒、カップ、コーヒーの用意、洗面道具持って部屋を出よう」
ヌキアシサシアシ・・・
真っ暗な中顔を洗いヘッドライトで照らしながら行動する(また消灯中だ)
コンタクトレンズを付けようとするけれどどうしても付けられない。
あれ?おかしい
真っ暗な中コンタクトレンズを洗い付け直す、どうしてもどうしても入らない。
(; ̄Д ̄)?
何十年毎日コンタクト入れているんだ、こんなのおかしい。
鏡を見た。
ウヒィィ(;゚;Д;゚;)ィィイィ!!
腫~れ~て~るぅぅぅぅ!!!
顔がパンパンに腫れて、まぶたがポンポンに腫れている。
二人顔を見合わせて笑った、二人ともパンパンのポンポンだ。
えらいこっちゃ。
姉にライトを照らしてもらい鏡を見て必死でコンタクトレンズを入れた。
どうしてかわからない、顔は膨れ、唇は割れ、鼻がグズグズ詰まり、目はかすんでいる。
気圧のせいかな、疲れのせいかな、下山してお風呂入ったら治るよね・・・。
双子はそれでも外に出た。
冷たい空気の中、顔の腫れた双子は息を飲む、なんて美しい空
刻々と空の色が変化していく。
フワフワの雲海は上を歩いて行けそうだ。
あぁ富士山
関西人の私達、日ごろ見ることのできない富士山が見えるのはとても嬉しい。
この旅で「あ♪富士山!」て何度指を指しただろう。
日本人の私たちにとってやっぱり富士山は特別な山だなぁ。
あ(≧▽≦)
この日は娘のお誕生日だった。こんな美しい朝で、なんだかとても嬉しい
そして私たちは後ろを振り返った。
その朝日に赤く照らされた峰々を見るために
私たちの居る峰から朝日と、振り返ればモルゲンロートと両方が見られるのだ。
モルゲンロート
朝ご飯(*_ _)人 いただきまぁす
さて、出発
小屋からすぐの蝶が岳頂上にて↓
どんどん山を下る。
森林限界より下に下り、久々に背の高い樹木の山を歩く。
山上では雪が降り、氷点下になり、水は凍っていた。
ここまで下ったら、まだ晩秋の景色だ。
周りをモミの木に囲まれ、可愛い赤い実の植物があちこちに・・・
姉がクリスマスソングを唄いながら歩いている。
二人でジングルベルを唄って笑った~♪
私「あ私、このモミの木持って帰ってクリスマスツリーにしたい」
姉「あ私はこれがいい」
あちこちにキノコも見つけた
森を3時間かけて下りて来た。
徳澤園に到着。
下りたら徳澤園のソフトクリーム食べるんだ♪ずっと楽しみにしていた
それはもう、とてもとてもとても美味しかった
あまり時間がない、徳澤園でゆっくり休みたかったけど我慢。
またゆっくり来よう(。´・∀・)ノ゙ バィバィ~
二人とも膝が痛い、目が腫れている、鼻がおかしい。
私は足首も痛い。こけてコメカミ打った。目がかすんでいる。
満身創痍やん!(*≧ω≦)アハハハ満身創痍やん!
ズタボロで帰って来た。でもとびきり楽しかった。
笑いながら歩いた。
久しぶりに聞く川の流れる音、清らかな流れ
明神岳を見上げ、梓川を眺め・・・
美しい景色って見慣れることがないね・・・。
速足で歩いた、もっとゆっくり歩いていたいけど先を急いでいた。
お風呂に入りたかったから
上高地河童橋の手前の「小梨の湯」でお風呂に入るのを楽しみにしていた。
私達以外に誰もいない。
あぁお風呂~!!!
清潔で明るくて、きれいなお湯がたっぷりで、シャンプーやリンスがあって・・・。
普通のお風呂がとても嬉しかった。生き返った。
髪を乾かし、お化粧をし、服を着替えた。
この景色とももうすぐお別れ
母にハガキを書く。
「ママ、私たちは今 上高地にいます・・・ママの好きな上高地です・・・」
観光客でいっぱいの河童橋。
山の別天地からこうして普通の世界に少しずつ戻っていく。
予約していたバスのチケットを買う。
「大阪梅田まで一人、京都駅まで一人」
上高地からいくつかトンネルを抜け、山をくだり
「飛騨」という文字をあちこちに見
バスは高速道路に乗り西へ走る。
バスでウツラウツラしながら出会った人たちを思い出す。
みんな今頃家に向かっている。
日本中、それぞれの家に帰って行った。
両手にいっぱいのお土産と洗濯物を持って・・・。
出会った人たちありがとう
山小屋の人たちありがとう
こうやって山に出かけることに協力してくれた人たちありがとう
満身創痍だけど・・・( ̄w ̄)また山に行きたい