やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

サンティアゴコンポステーラで迎えたお誕生日

2022-10-22 17:32:39 | ヨーロッパ
今回のスペインの巡礼の旅もみなさんに喜んでいただけたし、
自分も忘れられない素敵な旅を終えることができた。
昨日の夜、帰国した。

大聖堂に到着した日が私の51歳の誕生日だった。

今回、スピリチュアル(しっかり感じること)を大切にしてるガイドさんだった、
彼とゴールの大聖堂の広場で。誕生日の日に。

一生懸命歩くだけでなく、
ぼーっと眺める、ぼーっと感じる、というツアーではなかなか
できないこともたくさん経験させてもらった。
特にヨーロッパの人たちは日本人とは何もかももいろいろと違うので
そういったところを話し合いながら、お互いあゆみよるのも添乗員の仕事だし、
これまでずっと普通にやっていたことも、
これからは変えていこうかなあとかも思った。

お客さんたちにはその日のすべての夕食が終わったあとに実は誕生日だったことを打ち明けると
驚いていて、ハッピーバスデーを歌ってくださった
それまでたくさんの奇跡がありすぎて、感動しすぎていて
大聖堂のミサでみんなで涙したあとだったので
「まだあったんかいっ」て・・・


このブログのことも長く読んでくださっている方にも
いつもありがとうございます。


今回も長いけどいろいろ書くね。
(メールをくださっている方々に返信が遅れていてすいません&感謝)

長すぎると思うけど
いろいろ思ったことをまとめて書きます。&私の誕生日に見た景色

*

まず!
ママながらこのような仕事をして、数日から数十日
家をあけて、帰ってくると、子供たちの成長がすごいことに気づく。
成長にはっきり気づける。
長女は私が山から帰るたびに身長が伸びているのを感じた。
(彼女は今170ある)
次女のはーたんとは、昨夜、帰国して家に帰ってきてから
たくさん積もっていた話をした。
明日(今日、土曜日)の合唱大会への意気込みや(中学になって初めて、やっとの開催)
喉の調整、笑、クラスメイトたちとの作戦など。
あと学校のソフトボール大会で、ホームランを打ち、
一気に一周してホームを踏んだこと(ランニングホームラン)
去年まではソフトボールはうまくできないし、つまらないと思ってたけど
気持ちを変えて全力でやってみたら最高に楽しかったらしい。
あとスペインにいるときに
送ってきた落書きの絵のすごさ・・面白さ。

はーたんは
「何事も前向きに全力でやってみればできること」「開き直って楽しくやったら楽しいこと」
を発見したらしい。

私もいつもの自分のボケ失敗
たとえば、みんなで食べるために買ったチーズを
外のテーブルで出す瞬間に落としてしまい、
「ぎゃゃー--------------っ」てすごい悲鳴を上げると
そのチーズを狙っていた犬も凍り付き、まわりの人々が大爆笑していたこと


ドバイの国際空港のターミナルAで間違って
非常ボタンを押してアラームが鳴り響いた犯人が私であることなど

はーたんは笑い転げていた。
勉強しないといけないので、本とノートをダイニングにもってきて
続きを聞きたがった。

サンティアゴコンポステーラに到着の日(私の誕生日だった日)
はーたんと親友にこれからライブ映像に、私たちが通るところが写るよ
と予告してリンクを送っておいたら
二人とも待ち構えていてくれて、はーたんは動画も撮ってくれていた。
私とお客さんたちはそのライブ映像の前で踊ったりエグザイルして
盛り上がった。はーたんは「かっこよかった」と。笑


その日(誕生日)も朝から美しい景色の色が
特別に鮮やかだった。

ホテルを出発したところ。この暗さでAM8:30

夜が明けていくところ


あ~、今日という日をこのメンバーで迎えられて
一緒に景色が見られること・・・
この道は何度も歩いているけど、
そのときそのときによって、自分も回りも同じではない。
人は、そのときによって
とらえ方が変わったり、感じ方も変わったりするんだと改めて思った。
前には見えなかったものが見えたり、
理解できなかったことを理解したり、
信じられなかったことが信じられるようになったり。



だから、人生って面白い。
過去のツアーではこの道を歩きながら
毒を吐き続ける70代の女性もいた。おもろしくない、
あの人が嫌い、と一番喜ぶはずの日に言い続けていらっしゃった。
かわいそうな人だと思った。残念。
他のお客さんにそれが波動しないように私が受け止めてあげようと聞いていた。
その年になって、見る景色に感謝ではなくて、
他人に毒を吐くって。もったいない・・・。でもそんなふうに
寂しい長い人生を送ってきたんかな、それでもお金を出して
旅に出ることに何か期待していたんだろうけど。
いろんな人がいる。



過去にご一緒した方々が
また来てくれて、
こうなるとは思っていなかったという
喜びとか奇跡がいっぱいで、
感謝しかなかった。



ロマネスクの教会が、やはり好き



歓喜の丘からサンチャゴの町を見る





博物館に行って
見たかった栄光の門も見た(撮影は禁止)
今は前よりたくさんのことがわかる






今年は特別なヤコブ聖年なのでいつもは閉じている
聖なる門から大聖堂に入った。これによりこれまでの罪が許されるこれも私の誕生日



















来週の日曜日から長いネパールの旅なので
1日を大切にしよう。

私たちのたくさんの奇跡を旅日記に作ろう!
(西遊旅行ではフルカラーの添乗員作成の旅日記を
ご参加のお客様に送らせていただいている)

今日は合唱大会も終わり
これから、地区の花火大会にいってきます。

長女の11月の28歳の誕生日を
その後にうちでやる予定!

みる景色、今あるもの、出会うもの、
感謝。