草むしりしながら

読書・料理・野菜つくりなど日々の想いをしたためます

郷に入っては郷に従え

2024-03-22 09:24:14 | 日記

郷に入っては郷に従え

「春は名のみの風の寒さや」という歌詞の唱歌ありますが、昨日はまた寒くなりましたね。生家のある地域では一昨日の朝、雨の中に霰(あられ)のような白い塊が混じっていました。暖かな日の後には寒い日が戻ってきたり、行ったり来たりしながら春がやってくるのでしょうね。

 三月は日の光が部屋の中に差し込まなくなるので、家の中の方が外よりも寒いですね。その上古民家は断熱材が入っていないので、とても寒かったです。三月の中旬に十日間帰省していた末娘一家ですが、果たしてこの寒さをどう思ったのでしょうか?

 とりわけ寒がりの娘は婿殿のために用意しておいた半纏まで着込んで、まん丸になっておりました。一方婿殿の方は半纏を取られても文句も言わず、息子の高校時代の服を嫌がりもせずに重ね着して、娘の部屋でリモートワークをしておりました。

 遠く離れたところでも仕事ができるなんて、これもコロナのおかげですね。おかげで楽しい日々を過ごすとこができました。

 また週末には県内の観光名所や全国に4万社あまりある八幡社の総本宮にも行ってきました。この神社は生家からは車で一時間くらい行った所にあります。

 約1300年の歴史があり、境内には国宝の本殿のほか多くの神社が点在しています。その割に初詣の時期以外は空いていて、私的には観光名所の穴場みたいなところだと思っていました。

 ところが久しぶり訪れてみると、参拝客が意外に多くて驚きました。しかも大半は海外からの観光客でした。今まで何度も訪れているのですが、こんなことは初めてです。

 しかしもっと驚いたのは皆さん実にお行儀がよく、日本の神社の参拝の作法を守っていることでした。きっと前もって勉強して来たのでしょうね。

 手水社のお清めはもとより、神殿の前での二礼・四拍手・一礼(通常の神社とは異なるが、当神宮では古義より現在に至るまで行われてきた)も、ちゃんとできていました。

 また中には鳥居前で一礼をしている方もおりました。正直言うと私は鳥居の下を通るときに一礼するなんて、日本人の癖に知りませんでした。なんだか恥ずかしくなって、私たちも真似して一礼しました。その後帰り際に神さまに、マナーの悪さをお詫びしました。

「郷に入っては郷に従え」ですね。もし私も今後海外旅行をする機会があれば、そこの国の文化や風習を前もって調べて行きたいと思いました。

 さてその日は天気も良くて、暑いくらいでした。さすがに寒がりの娘も上着を脱いでおりました。境内のアイスクリーム屋さんには行列ができ、観光客に混じって私たちも冷たいアイスに舌鼓を打ちました。

 翌日「楽しい思い出ができました」と言って、一家は東京に戻って行きました。四月から孫娘は保育園に通い、娘も職場に復帰します。その前に少し息抜きができたのなら、よかったです。


あれから一年

2024-02-25 12:07:19 | 日記

あれから一年

 昨日goo blogから一年前の記事通知メールが届きました。はて去年の今日は、どんな記事を書いたのでしょうか?全く覚えていませんでした。

 早速開いてみたところ、今まで書いていた「あらすじ」を全削除したと書いていました。早いものですね、あれから一年経ったのですね。

 名作本のあらすじを書くのをやめた直後は、何を書いていいのやら困ってしまいました。その上PUだのUUだのが、ガタガタに減ってしまいました。でもやはりやめて正解でした。あれは仲間うちで楽しむにはいいのでしょうが、ブログに載せるものではなかったですね。

 UUだのPUだのですか?もともとそこまで多くはなかったのですが、当時と比べれば3分の1くらいに落ち込みました。まあ当然といえば当然ですがね。それでもまだ当ブログを訪問して下さる皆様のために、これからも書いて行こうと思います。

 もちろん自分の言葉で自分の文章であります。


昨日と今日

2024-02-21 11:48:42 | 日記

 昨日と今日

 図書館に行くときはいつも決まった道を通ります。運がよければ、長毛の地域猫に会えるからです。

 四年くらい前に一度会ったきりの猫に、つい最近再会することができました。果たして今度会うのは何年後か。なんて思っていたのですが、この頃よく会います。決まった時間に着決まった場所に出てくるようですね。

 会うって言ってもただ見るだけで、フードなどの差し入れはしませんし、話しかけたりもしません。ただじっと見つるだけの奴なんて、向こうはどう思っているのでしょうか。 

 しばらくすると猫はフサフサの尻尾をピンと立てて、どこかに行ってしまいました。

 今年は暖冬だったので、外で暮らす地域猫たちも過ごしやすかったのではないでしょうか?玄関先に段ボールで作った猫ハウスのある家があります。あの猫はそこで冬を越したのでしょうか?

「また会おうね!」と後ろ姿に声をかけて、また歩き始めました。

 昨日はいつもより人がたくさん歩いていました。季節外れの暖かさで、上着を脱いだからでしょうか。中には半袖の若者もいました。みんな楽しそうで少しだけ華やいで見えました。  

 私もつられてウキウキ気分で歩いて行くと、行列のできる天ぷら屋さんある通りに出ました。でも天ぷら屋さんは今日もお休みで、休業の張り紙が張られたままでした。寂しい……。早く再開できるといいですね。

 しょんぼりしながら歩いていると、チューリップの花束を持った女の人が歩いていました。両手で大事そうに花束を抱えて、時折顔をくっつけてニッコリしています。いいですね。春には花束が良く似合いますね。またウキウキしながら歩きました。

 さて昨日の暖かさとはうって変わって、今日はまた真冬に逆戻りしましたね。これが当たり前の気温なのですが、体がついて行きません。なんだか体がフワフワして頭もボーっとしています。今日は家で暖かくしていようと思います。

 

 

 


ズキズキ ワクワク

2024-02-15 07:58:21 | 日記

 ズキズキ ワクワク

 昨日は暖かかったですね。今日はもっと暖かくなるのだとか。まだ寒いままでよかったのに。そんなこと思っているのは私だけでしょうか。

 今年は梅の花も早く咲いたようですね。昨夜のニュースは湯島天神の梅が満開だと伝えていました。いつも行く公園には梅の木が無いので、気がつきませんでした。春はとっくに近くまで来ていたのですね。

 それでもどこかに春を見つけたくて、あたりを見回しました。ありました。雪柳の枝に小さな花が一輪咲いていました。でも椿の下の沈丁花はまだのようです。

 毎年沈丁花の花が咲いたら、春まきほうれん草の種をまきます。そうすると五月の連休頃から食べられるようになります。

 ただ私的にはこの夏ほうれん草は、あまりおいしとは思いません。だからたくさんは撒きません。しかしこのほうれん草が食べられる時期は、ちょうど春の端境期になるので、その頃ほうれん草があると助かります。

 三月になったら生家に戻り、また畑仕事をします。まずはジャガ芋を植え、人参とゴボウの種を播きます。人参は同じ場所に植えた方がよく育つので、今残っている人参を全部抜いて、同じ場所にまきます。

 反対にゴボウの方は連作を嫌うので、毎年違う場所に撒きます。滝野川ゴボウが本当はおいしいと思うのですが、ゴボウは下に下にと伸びていくので、掘るのが大変です。

 そこで土をなるたけ高く寄せて、長く伸びないサラダゴボウを植えます。それでも2/3のくらいしか掘ることがでません。ゴボウは下の方のおいしいのですがね。残念です。

 そこで今年は11月にもみ殻や米ぬかなどを鋤きこんで土作りをしました。管理機で深く耕して水をたっぷりとかけ、上からビニールシートを被せました。うまく米ぬかが発酵してホクホクの土ができているといいですが……。

なんだか畑のことを考えると、心がウキウキしてくるから不思議ですね。でもその前にズキズキすることもあるんですよ。花粉が飛ぶんですよね。昨日あたりから飛んでいますね。

 私自身は花粉症ではないのですが、夫がひどい花粉症なのです。マスクとゴーグルみたいね眼鏡で何とかしのいでいます。なんだか見ていて気の毒になります。

 私にできることは洗濯物を取り込むときに、パタパタと花粉をはたき落とすくらいです。でも自分は花粉症ではないので、果たしてそれで花粉が落ちたかどうかも分かりません。勢い洗濯物を力いっぱい振り回してしまいます。

 そのせいか春になると腕が痛くなります。何とかいい方法はないかと考えた末、花粉ブロック効果のある柔軟剤を使ってみようと思いました。

 そこで昨日は花粉の舞い散る中、柔軟剤を買いに薬局に行きました。うまく花粉がブロックできるといいですね。

春はズキズキで始まり、次第にワクワクしてきますね。朝ドラの見過ぎかな?


同じ日本一なのだが……

2024-02-07 08:29:24 | 日記

同じ日本一なんだけど……

ギョーザ購入 浜松1位

 総務省の家計調査が6日発表された。3市の戦いが続く1世帯(2人以上)当たりのギョーザの年間支出額は2023年、浜松市が3年ぶりに首位に返り咲いた。前年まで2連覇中だった宮崎市は2位、宇都宮市は3位だった。(家計調査はスーパーなどで購入した持ち帰りの生餃子と焼き餃子が対象)

 今朝の読売新聞の記事である。浜松市、宮崎市、宇都宮市、3市の餃子愛がすごい。

 今や餃子は国民食と言っても過言でない。同新聞には浜松市観光・シティプロモーション課の課長や市民有志の「浜松餃子学会」の広報担当者の、喜びコメントが寄せられていた。

 さて日本一と言えば、当県もかなり以前になるが「秘密のケンミンSHOW 」でスナック菓子の購入額が全国一位だと紹介されたことがあった。スナック菓子をバリバリ食べて、なぜか温泉に浸かる県民……。という風に紹介されていた。

「それはちょっと恥ずかしいですね」

 県出身のタレントがコメントしていたが、見ていて本当に恥ずかしかった。同じ全国一位でも、餃子は胸を張っていられるのに、スナック菓子だと下を向いてしまう。

 スナック菓子業界の人には申し分けないが。そうなのだ。やはり健康面から考えたら、スナック菓子はちょっとになるのだろう。

「でも餃子だってカロリー高いぞ!」

 なんて、反論したくなるがここはひとまずやめておこう。言いたいのは、自分はスナック菓子を食べないのに、食べるのが県民性みたいに思われるのが嫌だったのだ。

 しかしこの番組が放送されたのは15・6年前の話だから、今はどうなっているのかは知らない。できれば二位三位くらいに留めてもらいたいものだ。そこがまたスナック菓子と餃子との違いだろう。