ああーしんど!
三月三日に生家に戻ってまいりました。今年は暖冬だなどと言われておりますが、やはり田舎の古民家は寒いです。ブクブクに着膨れて、このブログを書いております。
三ヵ月ぶりの生家です。帰るなり畑の野菜たちに、ご挨拶に行きました。昨年植えた極早生の玉ねぎの成長が著しく、今なら葉っぱごと食べられそうです。ただ玉ねぎと同じくらいに、いやそれ以上に草の成長の方も著しかったです。
その後裏山の杉の林に並べた椎茸の原木にもご挨拶しました。ところがここで、とんでもない間違いをしているのに気づきました。
通常椎茸の榾(ほだ)木は、植菌後に伏せこんで二夏経過させます。その間に椎茸の菌糸が原木全体に蔓延します。ところが今回、ひと夏しか経っていない榾木を起してしまいました。つまり通常1年半の経過させるはずの榾木を、9カ月しか経っていないのに起こしてしまったのです。
こんな間違い初めてです。こういうのを焼きが回ったというのでしょうね。近所の方と家と二軒で作業をしたので、翌日はまた二軒で作業のやり直しをしました。
「通りで重かった」と苦笑いしながら、二つに分けた榾木を運び出しました。なるほど今度はよく乾燥していたので、運び出すもの軽くて楽でした。間違って起こしてしまった分は、そのままようすを見ることにしました。
その後家にイタチが侵入した形跡があるので、天井裏を調べました。毎年春先になるとイタチが入ってくるので、バルサンを焚いて追い出します。今年は侵入口もわかったので、燻蒸後に金網でふさぎました。もう入ってこなければいいのですが……。
燻蒸中に家にいられないので、その間畑でゴボウの種まきをしました。前もって土を寄せて透明のビニールを被せておいたのですが、ビニールの下は草が芝生のように生えていました。太陽熱で土壌の殺菌をしようと試みたのですが、こんなに草が生えると思いませんでした。
まずは草を抜き土をさらにその上に寄せて、上から穴の開いた黒マルチをかけて、種を播きした。おいしいキンピラごぼうが食べられるといいですね。思った通りに行くとよいのですが。
さて今日から末娘一家が帰省します。昨日は雨が降ったので一日家の掃除をしていました。なんでも婿殿の方が前回帰省した時に、生家の古民家が気に入ったとようです。今回はテレワークの予定なので、長く居られそうです。その間だけでもイタチが来ないでほしいものです。
それにしてもこの三日間想定外の出来事が続き、何が何やらてんてこ舞いの忙しさでした。
あーしんど!
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