ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(38)運命の岐路

2015年11月21日 14時42分44秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(38)運命の岐路

エンビは、アイリスに本を持って行って良いか尋ねた。
アイリスは、アクデシアに了承を取った。
そして、2人で薬の入った鍋を持って、光の街に向かった。
闇の種族の村から東に向かい、森を抜け山を登る。
山の中腹に平らな場所が表れる。
光の街である。
アイリスは、街の入り口で帰ることにした。

「それでは、エンビ これで私は失礼するは、
薬は、片手で軽くすくって、草の根にかけてください。
本は、明日でも取りに来ます。」
「帰るのですか?家によってくだされば良いのに」エンビは言った。
「またの機会にね」アイリスは、そう言うと走って山を下った。
光の街の人に会っていれば、違う運命に成ったかもしれない。

エンビは、アイリスの姿が消えると、大声で皆を読んだ。
「おぉーぃ 薬を持ち帰ったぞ」
街から数人が声に反応して出てきた。
エンビの父(ロィアナ)も飛び出して来た。
「エンビ よくやったぞ」ロィアナは、喜んで言った。
エンビ「早く 小麦に草の薬をかけましょう」。
街の人、皆でさっそく小麦畑に向かい、薬を根にかけた。
明日になって枯れていた小麦が生き返れば街は救われる。
闇の種族にも借りを作ったことになる。
エンビは、やっと我が家に戻った。
父に話したいことが、一杯ある。
(まず 何から話そうか)
闇の種族の村から持ち帰った本を父に渡し言った。
「これが薬草について書かれている本です。
 闇の種族の村には、部屋一杯の本がありました」
「そんなことはあるまい」ロィアナは信じなかったが、
渡された本を見て唸った。
(綺麗に製本されている。こんな本はみたことない)
「これは、研究する価値がありそうだ
エンビ よくやった 今日はもう休みなさい」

つづく 次回(お礼)
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HPのリニューアルのイメージ図

2015年11月21日 09時05分11秒 | ひろひろシステム
こんな感じに、シンプルなHPにする。予定。
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