闇と光の慈愛のコントラスト(53)侵略
--侵略(003)--
イクタスは、光の村人に一通りの形を教えた。
剣を木の棒に持ち替え、対戦での稽古を行った。
光の村人は、どんどん上達していった。
「マイァシ。訓練を完了した。
いつでも、戦闘できる」イクタスは、マイァシに告げた。
(戦う準備は整った。
だが、もう一つ闇の種族が手出しを出来ないような策が必要だ。)
マイァシは、考えた。
そして、「明日、ノアの石碑に来るように」とロイアナに告げた。
明日になり、ロイアナはノアの石碑に向かった。
「マイァシさま。今、ロイアナ、到着いたしました」
暫くして、
「よく来た」マイァシの声がした。
「ロイアナ。相談だが。
戦争前に
もっと闇の種族のことを知らねばならぬ。
何か良い策はないか?」
ロイアナは暫く考えて、
「家の息子のエンビが、闇の種族娘と仲良くしています。
その娘から聞き出しましょう」と言った。
「よし、後は任せた。
話は以上だ」マイァシは、そう告げた。
ロイアナは、いそいそ家に戻った。
つづく 次回(侵略004)、
--侵略(003)--
イクタスは、光の村人に一通りの形を教えた。
剣を木の棒に持ち替え、対戦での稽古を行った。
光の村人は、どんどん上達していった。
「マイァシ。訓練を完了した。
いつでも、戦闘できる」イクタスは、マイァシに告げた。
(戦う準備は整った。
だが、もう一つ闇の種族が手出しを出来ないような策が必要だ。)
マイァシは、考えた。
そして、「明日、ノアの石碑に来るように」とロイアナに告げた。
明日になり、ロイアナはノアの石碑に向かった。
「マイァシさま。今、ロイアナ、到着いたしました」
暫くして、
「よく来た」マイァシの声がした。
「ロイアナ。相談だが。
戦争前に
もっと闇の種族のことを知らねばならぬ。
何か良い策はないか?」
ロイアナは暫く考えて、
「家の息子のエンビが、闇の種族娘と仲良くしています。
その娘から聞き出しましょう」と言った。
「よし、後は任せた。
話は以上だ」マイァシは、そう告げた。
ロイアナは、いそいそ家に戻った。
つづく 次回(侵略004)、