0239_神々の戦い(008)裕也の冒険-神々の円卓④-
--神々の円卓④--
アクストラは、宇宙に飛び出た。
(どちらに行けば良いのか?
飛び出たは良いけど、どうしよう)
アクストラは困った。そして、指輪を見た。
「ポン!」妖精が現れた。
「リングの精。ディフェドです。
何でも尋ねてください。」
「早速(さっそく)だが、日蓮さんは何処にいる?」
「東の宇宙の真中の第三ゴッドゲートです。」
ディフェドは答えた。
「どっちだ?」
「ここは、東の宇宙の北側ですから、南になります。
こっち。こっち。」
ディフェドは少し前に飛び出た。
暫く、飛ぶと第一の門が見えてきた。
アクストラは、光である。超人的な速さで飛んでいる。
その上空を飛び去る。
石で築かれた住まいらしきものが見える。
次に第二の門が見えてきた。
白い漆喰(しっくい)で築かれら西洋の住まいが見える。
第三の門が現れた。
アクストラは、門の前に降り立った。
「タッツタ」
門の奥に古い平屋の日本の住居が見える。
鎌倉時代の屋敷のままの建物である。
「あそこが住まいだな。」
「そうです。」ディフェドは、答えた。
つづく。 次回(日蓮如来仏①)