0272_神々の戦い(041)裕也の冒険-ゼウスの駆け引き③-
--ゼウスの駆け引き③--
アクストラは、霊体ごと次元移動した。
裕也の力が宿ったみたいである。
しかし、アクストラの体は、次元移動してそこに出ることを許した。
もともとに持っていた魔族の力と相交わったみたいである。
一瞬でゼウスの所に着いた。
そして、裕也を呼ぶ。
裕也は、現れた。
「早かったね。アクストラ」
「次元移動出来ました」
アクストラは、同名天の契約で力が連動し備わったことを告げる。
その会話が終わって、裕也は落ち着いてからゼウスに問い始めた。
「光の民の銅漬けされた脳をまず3人解放した。
ここに3人連れてきています。
イレェイダさん前にどうぞ」
イレェイダは、前に出て挨拶した。
「我は、光の神の長。イリウスの時代の副官です。
確かに開放してもらった。以下の2人もだ」
「それは、良かった」
ゼウスは、乗り出し喜んだ。
(確かに光の神だ)
裕也は、続けて言う。
「後の者も解放できる。
その前に、ゼウス。交換の条件です。
闇の民の銅漬けの脳も解放してください。
光の民に闇の民も銅漬けされ保管されていることは調べがついています」
ゼウスは、落ち着かない。が、上から目線で言う。
「そ そ そうだったかなぁ?
光の神全員の脳を解放したら考えよう」
「こちらも全員解放してからだ」
アクストラも怒り加勢する。
「いや。そちらが先だ」
両者は、暫く黙る。
裕也は、見かねて割って発言した。
「約束ですよ。
分かりました。
全員解放します」
そう言い放って残りの銅漬けのを脳を解放しに向かった。
裕也は、純粋である。駆け引きしないが約束を破る者を許さない。
つづく。 次回(ゼウスの駆け引き④)
短いセンテンスですが、ブログは、あまり考えずにこれで行きます。
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